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レバノンの政治指導者らが政権樹立できないことを巡り、互いに罵倒

レバノンの国会議員ゲブラン・バシールは、サード・ハリーリーを長とする新政権の樹立を受け入れるための新たな条件を提示した。下: ゲブラン・バシール(ロイター通信/資料写真)
レバノンの国会議員ゲブラン・バシールは、サード・ハリーリーを長とする新政権の樹立を受け入れるための新たな条件を提示した。下: ゲブラン・バシール(ロイター通信/資料写真)
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22 Feb 2021 05:02:30 GMT9
22 Feb 2021 05:02:30 GMT9
  • 内閣の構成、閣僚の割り当てを巡り紛糾

ナジア・フッサリ

ベイルート:レバノンの政治指導者らが日曜日、新政府樹立が進まないことを巡り互いに罵倒し合い、数カ月に及ぶ膠着状態が終息する兆しはない。

自由愛国運動(FPM)の党首で、大統領の義理の息子でもあるゲブラン・バシール議員は、サード・ハリーリー首相を「傲慢で、他人の権利と尊厳を侵害している」として非難して、改めて報復的態度を取り始めた。

「大統領と次期首相は、政権樹立の対等なパートナーであるため、政府の形態、省庁の数、閣僚の割り当て、誰を閣僚に指名するかなど、あらゆる点に同意すべきです。政府は大統領の同意なしには成立しえません」とバシールは語った。

ハリーリーは昨年10月に組閣作業を担うことになったが、内閣の編成に苦労している。

同国の宗派による権力分担制度は、レバノンの大統領がマロン派キリスト教徒でなければならず、首相はスンニ派イスラム教徒でなければならないということを意味する。

新政権は、多くの危機に直面しているレバノンを支援するために大いに必要とされている財政支援の見返りとして国際社会が要求している改革を実行する上で、非常に重要だ。

しかし、一方ではミシェル・アウン大統領とFPMの間で、他方ではハリーリーとその仲間の間で、誰が新政権に入るべきか、どのような閣僚の割り当てにすべきかについて、対立が高まっている。

バシールは、シーア派の財務大臣の指名に関して、ハリーリー、ヒズボラ、アマル運動の間でコンセンサスが得られたと述べ、次のように付け加えた。「次期首相が、スンニ派の閣僚を指名するのは自分の独占的な権利だと言うと、進歩的社会党がその政党の閣僚(ドゥルーズ派)を指名することに同意することになり、次はヒズボラとアマルがシーア派の閣僚を指名することになり、そうなると宗派と政党の連邦主義の原則に従って組閣することを受け入れることになります。その場合、共和国の大統領や政府に参加したがっているキリスト教連合を含むキリスト教諸派にもこの理屈は適用されるべきです」。

同議員は、政権樹立に条件をつけたにもかかわらず、FPMは内閣に参加したくないと述べた

しかし彼は、新政権の閣僚定数を20に増やしてキリスト教系の大臣を1人追加することを要求し、個人的には22人、あるいは24人の閣僚を据え、誰も2つ以上の省庁を兼任しないようにするのが個人的に望ましいと言う。

「FPMは、閣僚の割り当てにおいて、正義とバランスの原則を主張しており、指名者に関しては、ヒズボラが受け入れる人を、我々も受け入れます」。

しかし、彼の条件は、行き詰まりと膠着状態の原因となっていた「壁の突破口」を作ることができなかったため、ハリーリーが主導する「未来運動」によって拒否された。

ハリーリーは12月、アウンに18人の閣僚人事案を提示したが、大統領は彼の提案を却下した。

未来運動は、バシールが「ラ・ラ・ランド」に住んでいて、2019年の大規模な路上抗議デモ後の出来事から大統領職遠ざけていると付け加えた。

未来運動は次のように述べた:「誰もバシールに対して政府に参加するよう提案しておらず、彼には圧力が働いて政権に参加することになったのだと言ってレバノン国民を欺こうとするのは、滑稽なジョークです。キリスト教徒は自分たちの権利がバシールの個人的な利益とは異なることを認識しており、マロン派総主教のアプローチこそが国家統一を真に保証するのです」。
個人的な介入によって政治エリートの不和を修正しようとしたマロン派のベカラ・ブートロス・ライ総主教は、国の状況に関して、さらに別の厳しい警告を発した。

「飢餓が我々国民を疲弊させており、国家は崩壊し、政府当局は、組閣しないことを含め、国や憲法が定める機関の職務を依然として妨害しており、政治的介入によって正義を妨害しています」と、彼は日曜日の説教の中で述べた。

総主教は、国やそのアイデンティティ、良い意味での中立性、非同盟性、地域の安定化要因としての役割などを「再生し、活性化」させるために、国連主催の国際会議の開催を改めて求めた。

 

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