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イスラエル、重油流出の後、イランを「環境テロ」と非難
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04 Mar 2021 12:03:53 GMT9
04 Mar 2021 12:03:53 GMT9
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- 「イランは環境破壊のテロを行っています」と、ガムリエル環境保護大臣は述べた
- この海は、重油流出の原因となった船が「イスラエルの排他的経済水域に侵入し、意図的に汚染された」と、ガムリエル環境保護大臣が報道陣に述べた
エルサレム：イランから出港したリビア船籍の船が、イスラエルの地中海沿岸沖で壊滅的な重油流出を起こしたと主張していたイスラエルは3月3日、「環境テロ」としてイランを非難した。
「イランから出港したリビア船籍の海賊船が、重油流出を起こしました」と、イスラエルのギラ・ガムリエル環境保護大臣がTwitterで述べていた。
「イランは環境破壊のテロを行っています」と、同大臣は述べ、この流出を「環境犯罪であるどころか、環境テロ」だと称した。
先月の嵐により、イスラエルの地中海に面している海岸全体に、数十トンの粘り気のあるタールが漂着し、ガザ地区とイスラエルの国境からレバノンに至るまで、160キロメートル（96マイル）の範囲の砂浜が汚染した。
この海は、重油流出の原因となった船が「イスラエルの排他的経済水域に侵入し、意図的に汚染された」と、ガムリエル環境保護大臣が報道陣に述べた。
こうした非難が行われたのは、ユダヤ人国家、イスラエルがオマーン湾で所有する船が先月下旬に最近攻撃されたことで、イランを非難し、究極の敵国同士の緊張がさらに高まった後だ。
船体側面に穴が2つ開く被害が出たが、死傷者は出なかったMVヘリオスレイ貨物船で起きた爆発で、イランは関与を一切否定していた。
イスラエルは先月の重油流出を、近現代史上最悪の環境災害の1つだとしている。
ヴォランティアたちが政府当局と協力して浜辺を清掃しているが、環境保護省はこの流出の原因調査を開始した。
重油はレバノン南部にも流れ着き、大きいタールの固まりが保存状態の極めて良い幾つかの浜辺をはじめとして、レバノンの海岸地帯一帯に漂着した。
この地域には、今年の後半にはたいてい現れるウミガメの営巣地となる海洋保護地区が含まれている。
そして、絶滅危惧種のロガーヘッドやアカウミガメの営巣地でもあり、この浜辺はアラビアン・トゲマウスのすみかも提供している。
AFP通信
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