群衆がイランの沿岸警備隊を襲撃、燃料密輸者への発砲を受け

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群衆がイランの沿岸警備隊を襲撃、燃料密輸者への発砲を受け

群衆がイランの沿岸警備隊を襲撃、燃料密輸者への発砲を受け

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13 Mar 2021 08:03:25 GMT9

沿岸警備隊のパトロールが近隣諸国に燃料を密輸している船に発砲し、少なくとも一人の密輸者を殺害した

テヘラン、イラン：沿岸警備隊のパトロールが燃料密輸者に発砲して殺害したことを受け、抗議者たちがイラン南部にある同隊の詰所を襲った。半官半民の通信者Farsが土曜に報じた。

報道によれば、襲撃は金曜に沿岸警備隊のパトロールが近隣諸国に燃料を密輸している船に発砲し、少なくとも一人の密輸者を殺害したことで起こった。

Farsは死亡者の身元を特定しなかったが、燃料を密輸していたとされる船の1つに乗っていた31才の男性と伝えた。
南部のホルモズガーン州の沿岸警備隊長ホセイン・デハキ大将はFarsの報道で引用された話の中で、事件後に人数不明の人々がコウヘスタク地区にある沿岸警備隊詰所を襲ったと述べた。同隊長によれば、数人の沿岸警備隊員が怪我をし、群衆は車や船、設備に損害を与えたという。

デハキ隊長は、首都テヘランの南約1,120km（694マイル）の所にあるこの地区が、金曜の午後遅くまでに平穏を取り戻したとの報告があったと述べた。

今回の暴力事件が起こる約2週間前、近隣のシースターンやバルーチェスターン州で、3人の燃料密輸容疑者が武力衝突により殺害され、群衆がパキスタン国境近くのサラーバーンの町にある地方自治体の施設を襲撃していた。
この地域は、イランで最近開発された部分の1つである。大部分を占めるスンニ派住民とイランのシーア派の間の関係は、長い間緊張状態が続いている。

デハキによれば、沿岸警備隊は過去11ヶ月の間に、密輸者から1,000万リットル（260万ガロン）以上の燃料を押収したという。

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