Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • 拉致されたフーシ派の刑務所にいるイエメン人モデルがハンガーストライキを予告

拉致されたフーシ派の刑務所にいるイエメン人モデルがハンガーストライキを予告

エンテサル・アルハマディ(ソーシャルメディア)
エンテサル・アルハマディ(ソーシャルメディア)
Short Url:
19 Apr 2021 03:04:28 GMT9
19 Apr 2021 03:04:28 GMT9
  • これらの団体によると、フーシ派は依然としてサヌアにある軍事刑務所内の狭く、不衛生で、過密な監房に数百人の人々を収容しているという

サイード・アル・バタティ

アル・ムカラ:拉致されたイエメン人モデルのエンテサル・アルハマディさんは、フーシ派が彼女の釈放及び地元検察官による尋問を許可しないため、ハンガーストライキを開始すると予告している。エンテサルさんの弁護士が日曜日にアラブニュースに語った。

ハリード・モハメド・アルカマル氏によると、エンテサルさんが2月20日から拘束されているフーシ派支配下の中央刑務所は、捜査のためにエンテサルさんを裁判所に移送する要求を拒否しているという。

「私のクライアントは釈放されなければハンガーストライキを行うと予告しています。彼女はまた、(女性)看守による(言葉の)虐待も訴えています」とアルカマル氏は述べ、中央刑務所の職員はエンテサルさんを裁判所に移送しないことについて説得力のある理由を示していないと付け加えた。

「刑務所は、私のクライアントを裁判所に移送するという3度の要求を拒否しています。この事件がメディアで大きく報道されたために、彼女の釈放を拒否したのだと考えられます」と同弁護士は話した。

この20歳のモデル兼女優は、撮影現場に向かう途中、フーシ派の検問所で車を止められ、友人2人と共に拉致された。

彼女の弁護士は、「私のクライアントにかけられる明確な容疑はありません」と述べている。

この拉致事件はソーシャルメディア上で激しい怒りを引き起こし、活動家たちは、イエメン人に対する犯罪行為においてフーシ派をテロ組織に指定するよう改めて要求している。

戦争捕虜の女性親族数千人が所属する上部組織「Mothers of Abductees Association」は、エンテサルさんの親族と弁護士が彼女に面会するのをフーシ派が退けたと述べ、拉致を強く非難した。

同団体は声明の中で、女性への虐待をやめ、すべての拉致された人を解放するようフーシ派に圧力をかけるよう国際社会や人権団体に対して要求した。

同団体は、「エンテサルさんとフーシ派の刑務所にいるすべての拉致された女性の命に対する責任はすべてフーシ派にある」と述べている。

2つの人権団体によると、複数の囚人がフーシ派の支配下にあるサヌアでフーシ派に釈放を迫るためにハンガーストライキを開始し、刑務所での待遇や彼らが釈放を拒否していることを訴えている。

権利と自由のための団体「SAM」と「Mothers of Abductees Association」は土曜日の共同声明で、2015年にフーシ派に拉致された数人の囚人が、ハンガーストライキを開始した後、軍事刑務所から不明の場所に移送されたことを明らかにし、監禁者が囚人によるハンガーストライキを終わらせるため拷問を行う可能性があると警告した。

これらの団体によると、フーシ派は依然としてサヌアにある軍事刑務所の狭く、不衛生で、過密な監房に数百人の人々を収容しているという。

3月には、暴動を鎮圧するためにフーシ派がサヌアの過密な収容施設内で火災を起こし、数百人のアフリカ系移民を死傷させた。

フーシ派はその後、法の裁きと賠償を求める火事の生存者たちの抗議行動を武力で解散させ、彼らをイエメン南部の政府支配地域に退去させた。

特に人気
オススメ

return to top