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エバーギブン号の船主、船の差し押さえを不服として提訴

エバーギブン号の船主は、エジプトによる同船の差し押さえに対し、イスマイリア経済裁判所に控訴した。             (AFP通信)
エバーギブン号の船主は、エジプトによる同船の差し押さえに対し、イスマイリア経済裁判所に控訴した。             (AFP通信)
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25 Apr 2021 03:04:50 GMT9
25 Apr 2021 03:04:50 GMT9
  • 声明によると、控訴では、差し押さえの誤りと証拠の欠如が強調されている。
  • 控訴審は5月4日に行われる予定である。

モハメド・アブ・ザイド

カイロ:ロンドンの海事保険会社であるUK P&Iによると、3月下旬にスエズ運河で座礁したコンテナ船エバーギブン号の船主は、エジプトが同船を差し押さえたことに対し、イスマイリア経済裁判所に控訴した。

「船主とその保険会社の絶え間ない努力にもかかわらず、エジプトの司法が示す姿勢は遠く、解決策に至ることはできなかった」と保険会社の声明は述べている。

声明では、今回の控訴により、差し押さえの誤りと証拠の欠如が浮き彫りになったとしている。

控訴審は5月4日に行われる予定である。

一方、当事者全員が円満な解決に向けてスエズ運河庁との交渉を続けてく。

船が解放された後は、航路の閉塞によって運河が被った損失の補償についての交渉が始まった。

長さ400メートルの同船は、3月29日に再浮上して以来、スエズ運河の南北の端の中間にある湖に停泊している。

座礁してから6日間、航路上の船の移動が妨げられた。

スエズ運河庁は、裁判所の命令を得て、同船を留置している。

また、補償の交渉は継続中である。

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