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紛争でガザ地区の水道水アクセスに被害と国連が発表

イスラエルの空爆を受けたガザ市リマル地区の街の様子。(資料/AFP)
イスラエルの空爆を受けたガザ市リマル地区の街の様子。(資料/AFP)
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23 May 2021 02:05:16 GMT9
23 May 2021 02:05:16 GMT9

ガザ地区ガザ市:ガザ地区では最近の交戦で、50%近くの水道網が損傷を受け、約80万人が清潔な水道水への正常なアクセスができない状態だと国連が発表した。

国連人道問題調整事務所がガザ公共事業・住宅省からの情報として発表したところによると、今回の11日間の交戦で、1万7000戸近くの住宅や商業施設が損壊または全壊したという。

このうち、769戸の住宅や商業施設が居住不可となり、少なくとも1042戸が入っていた258棟ほどの建物が全壊し、他にも1万4538戸が軽微な損傷を受けた。

金曜日の停戦発効まで交戦は11日間続き、250人以上が死亡したが、その大多数はパレスチナ人で、すでに貧窮化していたハマス支配のガザ地区は広範囲に破壊された。

国連によると、5月11日以降、53の教育施設、6つの病院、11のプライマリー・ヘルスケアセンターが損傷を受けた。1カ所の保健所が深刻な損傷を受け、停電になり業務ができない病院もあるという。ガザ地区の学校は閉鎖されたままで、60万人近くの子供たちが影響を受けている。

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