• アラブ連合軍の戦闘機がマアリブ県とジャウフ県にあるフーシ派の標的を2日にわたって集中的に空爆し、数十人のフーシ派が死亡したと報じられた。

サイード・アル・バタティ

アレクサンドリア：アラブ連合軍は水曜日、国際的に承認されたイエメン政府によるイランの支援を受けるフーシ派との戦いにおいて、イエメン政府に対する軍事支援を継続することを約束した。

支援継続の表明は、参謀副総長兼統合軍司令官代理のムトラク・アル・アジマ中将とイエメン国防相のモハメド・アリ・アル・マクディシ中将が会談し、イエメンでの軍事作戦とアラブ連合軍による政府軍への支援について協議した際に行われた。国営サウジ通信が報じた。

アラブ連合軍の戦闘機が火曜日と水曜日にマアリブ県とジャウフ県にあるフーシ派の拠点や部隊の増援を集中的に空爆し、数十人のフーシ派が死亡したと報じられた。イエメン軍当局者によると、アラブ連合軍の空爆はフーシ派がこれらの地域で前進するのを阻止し、政府軍が限定的な戦果を上げるのに役立ったという。

マアリブ市を奪取しようとするフーシ派の活動が続く中、両県のいくつかの場所で政府軍とフーシ派による小規模な戦闘が発生した。イエメン国防省によると、政府軍はマアリブの西に位置するアル・マシュジャで待ち伏せを行い、フーシ派は少なくとも15人が死亡する大きな損害を受けた。

イエメンの中部にあるマアリブ県での戦闘は、2月にフーシ派がマアリブ市の制圧を目指して大規模な軍事攻勢を再開したことで激化した。マアリブ市はイエメン北部に残された政府の最後の拠点となっている。

政府軍は水曜日、北部ジャウフ県のバート・アル・アナン地区の山間部や周辺地域からフーシ派を追い出し、限定的な前進に成功した。

火曜日、イエメンのマイーン・アブドル・マリク・サイード首相は、国連をはじめとする国際的な援助機関に対し、戦争で荒廃したイエメンは急速な通貨価値の下落と経済の崩壊に直面しており、これらの問題に対処するイエメンによる取り組みを支援するよう訴えた。

リヤドで行われたキャシー・ウェストリー在イエメン米国臨時代理大使との会談の中で、サイード首相は世界の大国と援助機関に対し、経済危機と、すでに壊滅的な人道危機に経済危機が及ぼす危険な影響に対処するイエメン政府の計画を支援するために、緊急の資金を割り当てるよう要請した。イエメン国営サバ通信が伝えた。

サイード首相は、現在のイエメン政府の優先課題として、通貨価値の下落を阻止すること、リヤド合意の履行、フーシ派によるクーデターの終結を挙げた。

先週、一時的に回復したイエメン・リアルの価値は、水曜日の闇市場で再び下落し、回復時の1ドル＝950イエメン・リアルから1ドル＝1040イエメン・リアルまで下落した。

通貨価値の下落を止め、混乱した為替市場を制御するために、アデンの中央銀行は最近、規制を受けていない為替会社数社を閉鎖し、その他の会社には金融ルールに従うよう指示した。また、サヌアを拠点とする商業銀行やイスラム銀行にはアデンに業務を移すように命じた。