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イラン、欧米との対決を前にIAEA事務局長を招待して話し合い:外交筋

オーストリア・ウィーンのIAEA本部で開催された理事会の後、記者団の取材に応じるラファエル・グロッシIAEA事務局長。(ファイル写真:AFP)
オーストリア・ウィーンのIAEA本部で開催された理事会の後、記者団の取材に応じるラファエル・グロッシIAEA事務局長。(ファイル写真:AFP)
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12 Sep 2021 05:09:13 GMT9
12 Sep 2021 05:09:13 GMT9
  • 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長が12日にテヘラン入り、イランの原子力庁長官と会談する予定と外交筋
  • 米国とその欧州の同盟諸国は、イランに核合意への交渉に復帰するよう求めている

アラブニュース

ウィーン/ジェッダ:イランの核開発抑制への新合意に向けた努力が困難に直面している中、国連の核監視機関として機能する国際原子力機関(IAEA)のトップが、危機管理協議のため12日からテヘランを訪問している。

IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、来週開催の35か国から構成されるIAEA理事会の会合に先立ち、イラン原子力庁のムハンマド・エスラミ新長官と会談する予定。

IAEAは先週、加盟国に対し、イランは未申告の複数の核施設で発見されたウランの痕跡について依然として説明しておらず、IAEAとしてはイランの核プログラムを部分的に追跡する監視装置への緊急アクセスを要求している、と説明していた。

IAEAに非協力的なイランを公式に非難するべきだとの声が高まっているが、そうなれば、2015年に締結された当初の核合意を復活させようと現在ウィーンで行われている協議も打ち切りになってしまうことはほぼ確実である。

イラン外務省のサイード・ハティブザデ報道官は「IAEA理事会が、何らかの圧力により、イランとIAEAの長期にわたる協力関係に基づく協議プロセスを破壊してしまうような措置を取らないことを願っている」と述べている。

核合意への復帰に関する米国とイラン間の個別の間接交渉は、6月以降停止している。米国とその欧州の同盟諸国は、8月に就任した強硬派のイブラヒム・ライシ新大統領率いるイラン政府に、交渉に復帰するよう求めている。

イランと主要国との間で結ばれた2015年の合意では、イランは自国に対する国際的な制裁措置の解除と引き換えに、核活動の制限に合意していた。

米国はドナルド・トランプ前大統領の決定により2018年に合意から一方的に離脱、厳しい経済制裁を再導入した。これに対してイランは、2019年の時点で、核兵器に使用するのに適した高純度のウランを濃縮するなど、合意が課していた主要な制限の多くに違反することで対抗していた。

欧米の主要国は、来週開催の35か国から構成されるIAEA理事会の会合において、イランを批判し、IAEAを妨害しているイランへの圧力を高める決議案の採択に向けて動くかどうかを決断しなければならない。イランはそのような動きに反発しており、決議はイラン核合意に関する交渉の再開を難しくする可能性がある。

米国のアントニー・ブリンケン国務長官が先週語ったところによると、米国は現在、核合意の復活に向けた努力を放棄する寸前の状態にあるとのことである。

協力:ロイター

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