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エジプトと米国、1億2500万ドル相当の7つの助成協定に署名

2016年11月3日、エジプト・カイロで巨大な米ドル紙幣を展示する両替店。(ゲッティ・イメージズ)
2016年11月3日、エジプト・カイロで巨大な米ドル紙幣を展示する両替店。(ゲッティ・イメージズ)
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03 Nov 2021 07:11:59 GMT9
03 Nov 2021 07:11:59 GMT9
  • この合意は、両国間の共同経済関係プログラムの枠組みの中で実現した
  • 米国のジョナサン・コーエン大使:この支援は、米国政府が過去40年間にわたって行ってきた300億ドルの対エジプト投資の一環だ

カイロ:エジプトのラニア・アル・マシャット国際協力大臣は、米国国際開発庁との間で1億2500万ドル相当の7つの助成協定を締結したと発表した。

これらの協定は、エジプトの開発ビジョンの実施を支援することを目的とした、両国間の共同経済関係プログラムの枠組みの中で実現した。

発表された合意は、教育、科学技術、農業、保健、経済ガバナンス、貿易および投資の分野における国の開発の取り組みを刺激することになると、アル・マシャット大臣は指摘した。また、これに先立って、国のパンデミック対応を改善するために、医療分野にも500万ドル相当の助成金が提供されている。

アル・マシャット氏は、エジプトの国際協力省、国家女性評議会、世界経済フォーラムが、女性のエンパワーメントのための制度的対策を講じる、この種のものとしてはアフリカ・中東では初の「ジェンダー・ギャップ解消アクセラレーター」事業を立ち上げたことも明らかにした。

同省は、「ジェンダー・ギャップを解消し、民間企業の女性の労働環境を改善し、女性の金融包摂を強化する」という、この事業の目標達成を後押しするため、米国国際開発庁との新たなパートナーシップでの合意を目指していると説明した。

米国のジョナサン・コーエン大使は、次のように語った。「米国からエジプトへの1億2500万ドルの経済援助を発表できることを嬉しく思う。この支援は、米国政府が過去40年間にわたって行ってきた300億ドルの対エジプト投資の一環だ。このような投資は、2500万人のエジプト人に清潔な水と下水サービスをもたらし、ポリオを撲滅し、2000校の学校を建設し、4000人分の大学奨学金を提供してきた」

エジプトの米国国際開発庁との開発協力の実施額は、2014年以降約9億ドルを記録し、1978年以降のエジプトと米国のパートナーシップの実施額は約300億ドルに達している。

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