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シリア、イスラエルの戦闘機がラタキア港を攻撃したと発表

地中海上空を飛行するイスラエル空軍のF-35戦闘機。(ロイター通信 file photo)
地中海上空を飛行するイスラエル空軍のF-35戦闘機。(ロイター通信 file photo)
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07 Dec 2021 03:12:23 GMT9
07 Dec 2021 03:12:23 GMT9
  • イスラエルは長年にわたり、シリア政府の支配下にある標的を何百回も攻撃してきたが、そのような作戦を認めたり議論したりすることは滅多にない

シリア、ダマスカス:シリア軍の発表によると、イスラエル軍の戦闘機が火曜日の早朝、ラタキアの沿岸都市の港にミサイルを発射したが、人的被害はなかったという。

シリアの国営メディアは、匿名の軍関係者の話として、数発のミサイルが港のコンテナエリアに命中し、そのうちのいくつかが爆発したと伝えている。同氏はそれ以上の詳細は語らなかった。

ラタキア港への攻撃は頻発することではない。ラタキア港は戦争で破壊されたシリアへの多くの輸入品が持ち込まれる重要な施設である。

シリアの国営テレビは、港で5回の爆発音が聞こえ、コンテナエリアで大規模な火災が発生し、消防車が港に駆けつけたと報じた。

イスラエル軍からのコメントは発表されていない。

イスラエルはここ数年、シリア政府の支配下にある標的に何百回もの攻撃を仕掛けているが、そうした作戦を認めたり議論することはほとんどない。過去には、首都ダマスカスの主要空港を狙った攻撃もあった。

しかし、イスラエルは、シリアに戦闘員を配備しているレバノンのヒズボラなど、親イラン民兵組織の拠点を攻撃していることを認めている。また、これらの民兵に向けられたと思われる武器輸送を攻撃しているという。

ヒズボラは、10年に及ぶ内戦でシリアのバッシャール・アサド大統領政権の支援者として戦っている。

イスラエルは、北の辺境におけるイランの存在をレッドラインとし、シリア国内の施設や武器への攻撃を正当化している。

AP

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