アラブニュース
リヤド:湾岸協力会議事務局長は29日、過激主義者とイスラエルの国会議員がイスラエル警察に保護されながらアル・アクサモスクに突入したことを非難した。
ナーイフ・ファラー・アル・ハジュラフ博士の非難は、29日にイスラエルの民族主義者数万人が国旗を振りながらエルサレム旧市街イスラム教徒地区を行進したのを受けたものだ。
行進した人たちの多くは、通りをうねって進みながら歌い踊った。「アラブ人に死を」と叫びながら対立を求める者もいた。
アル・ハジュラフ氏は、この新たな動きは目に余る違法行為で、危険なエスカレーションだと述べた。
同氏は、イスラエルがエルサレムの歴史的、法的、宗教的状況を尊重する必要があると強調した。そしてイスラム教第3の聖地アル・アクサモスクの安全を保つ責任を負うよう国際社会に呼び掛けた。
アル・ハジュラフ事務局長はイスラエルに対し、国際人道法に基づき、占領国としての義務を遵守するよう求めた。