イエメンの紛争当事者らが2ヵ月の停戦延長に合意：国連

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03 Jun 2022 04:06:09 GMT9

リヤド：イエメンの紛争当事者らは、国連の仲介による停戦を、2日に期限切れとなる最初の停戦協定と同じ条件で2ヵ月延長することに合意した。国連イエメン担当特使が発表した。

イエメン政府関係者によると、正統政府とフーシ派それぞれの代表団がヨルダンの首都アンマンに再び集まり、協議を継続することになったという。

停戦により、「イエメンにおける正統性回復のための連合軍」と親イラン武装組織フーシ派との間で7年間繰り広げられてきた、国内の大規模な軍事活動や国境を越えた攻撃が中断し、数百万人を飢餓に陥れた人道的危機の緩和にもつながった。

「過去2ヵ月間、イエメンの人々は停戦の具体的な恩恵を体験してきた」とハンス・グルンドベルグ国連イエメン担当特使は声明で述べた。

今回の停戦は、数万人の犠牲者を出した紛争の終結に向けた、ここ数年で最も意義のある歩みだ。

停戦協定の延長により、燃料を積んだ船舶は引き続きフーシ派が支配するフダイダ港に入港することができ、商業便の一部もフーシ派が支配する首都サヌアの空港からの運航を継続することができる。

フーシ派が何年も包囲してきた紛争地タイズの道路封鎖の解除に関する協議が中断し、それによって脅かされるこの停戦合意を継続させようと、多大な努力が払われてきた。

国連はまた、イエメンの壊滅的な経済、政府収入、公共部門の給与などの改善を含めた、より広範な政治的協議を開始することを求めている。

ロイター

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