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ゴーン被告を今週聴取へ=レバノン、身柄引き渡し拒否

日本からの逃亡については、レバノン当局は「合法的に帰国した」(同国外務省)とみなしており、不問となる公算が大きい。 (AFP)
日本からの逃亡については、レバノン当局は「合法的に帰国した」(同国外務省)とみなしており、不問となる公算が大きい。 (AFP)
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05 Jan 2020 04:01:13 GMT9
05 Jan 2020 04:01:13 GMT9

【ベイルート時事】日本からトルコ経由でレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告に対し、レバノン検察は今週、事情聴取を行う見通しだ。国際刑事警察機構(ICPO)が日本の要請に基づき、レバノン側に本人の身柄拘束を求める手配書を出したことを受けた措置。

レバノン当局は日本と犯罪人引き渡し条約を結んでいないことなどを根拠に、日本側への身柄引き渡しを拒否する姿勢を重ねて示している。地元英字紙デーリー・スターによれば、レバノン検察は日本の司法関係者が聴取に同席することを認めるか検討する。

聴取は、日産資金を自身に還流させたなどとして日本で起訴された事件が対象になるとみられる。日本からの逃亡については、レバノン当局は「合法的に帰国した」(同国外務省)とみなしており、不問となる公算が大きい。 

AFP通信は3日、レバノン当局者の話として、聴取が7日か8日に行われる可能性があると報じた。

一方、ゴーン被告は8日にも記者会見を開いて自身の潔白を主張する方針。ただ、日程はなお流動的で、「一部のメディアのみ出席が許可される可能性が高い」(被告関係筋)という。

JIJI Press

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