アルジェ:アルジェリアは火曜日、チュニジアとの地上国境を今月中に再開すると発表した。国境がコロナウイルス感染症のパンデミックのただ中に閉鎖されてから2年以上が経過している。
アブデルマジド・テブン大統領は、「7月15日から地上国境を再開することを両国で決定した」と語った。
テブン大統領は、アルジェリアのフランスからの独立60周年を記念する大パレードに参加したのちに帰国する、カイス・サイード チュニジア大統領と並んでアルジェ空港にて発表した。
新型コロナウイルス感染症の蔓延阻止のために、2020年3月以降旅行者は国境を越えることができなかった。一方、貨物輸送は継続していた。
人口約4,400万人の隣国から隔離されたことで、チュニジアの観光旅行業は深刻な打撃を受けた。
地元メディアによると、通常毎年300万人以上のアルジェリア人が同国を訪れているという。両国を繋ぐ空路と海路は2021年6月に元の状態に戻っている。
AFP