アラブニュース
ドバイ:UAEとエジプトの政府関係者が面会し、マネーロンダリングとテロ資金対策に関する両国の取り組みと連携について協議したと、エミレーツ通信社が4日に報じた。
マネーロンダリングとテロ資金対策事務局のハミド・アル・ザアビ事務局長は、エジプトのマネーロンダリングとテロ資金対策部門の評議員会議長であるアーメド・ハリル氏及び、国連の薬物と犯罪に関する事務所の湾岸地域代表であるハテム・アリ判事と面会した。
会談では、UAEが金融犯罪と戦うための効果的な仕組みを開発するために取っている重要な手段と、民間企業とのパートナーシップに焦点が当てられた。
また、エジプトの同部門は、国内の体制を前進させる方法と、エジプトがとった重要な措置について強調した。
「我が国のパートナーと継続的なコミュニケーションを取ることは、事務局における国家課題の優先事項のひとつです。また、国際協力と情報交換は、金融犯罪と戦うためのUAEの取り組みの中核をなすものです」と、アル・ザアビ事務局長は述べた。
「また、我々はテロ資金対策においてもエジプトと強力なパートナー関係にあり、パートナーとの効果的な連携を大切にしています」と述べた。
今回の会合は、UAEとエジプトの戦略的関係を強化し、アラブ諸国のモデルとして際立たせるための取り組みの一環である。