トルコ、アンカラ:トルコ北西部で起きた住宅火災で子供8人と女性1人が死亡した。火元はヒーターだと見られている。当局者が9日、明らかにした。犠牲者はシリア難民だ。
8日夜、ブルサ県ユルドゥルム地区にある4階建ての建物の1階から出火した、とヤクプ・カンボラト知事は述べた。
犠牲者は1~10歳の兄弟6人と31歳の母親、10歳と11歳のいとこ2人だ。
カンボラト知事によると、火災発生時に家にいなかった父親は、家族を助けようとしたが煙の影響を受けて入院した。
「消防隊はすぐに現場に駆けつけ、火を消そうとしましたが、残念ながら鎮火した後、(彼らが見た)中の光景は悲しいものでした。私たちは深く悲しみました」とカンボラト知事は述べた。
「胸が張り裂けるほどの悲しみです。言葉では言い表せません」と同氏は付け加えた。
初動の現場検証の結果、火元はヒーターだと見られている、とカンボラト氏は述べた。
近隣住民3人も煙を吸って入院している。
トルコにはシリア難民が370万人いる。
AP