アラブニュース

ロンドン：親イラン武装勢力フーシ派が6日に呼びかけた集会の参加者の少なさで、フーシ派に対する政治的支持が欠如していることがはっきりしたと、イエメンのムアンマル・アル・エルヤニ情報・文化・観光相は7日、述べた。

フーシ派は支持者に対し、イエメン北西部サーダ市などでデモを行い、国際的に承認されたイエメン政府に抗議するよう呼びかけた。

アル・エリヤニ氏は「このイベントの参加者の少なさで、フーシ派の主張がほとんど支持されていないことがはっきりした。参加者の少なさは、経済状況・人道状況の悪化の全責任がフーシ派にあることを反映している」と述べた。

1-Poor participation in the rally called for by terrorist Houthi militia affiliated with Iran, yesterday, confirms lack of political support of the militia, &failure of its allegations, incl the siege, &its full responsibility for deteriorating economic &humanitarian conditions.

— معمر الإرياني (@ERYANIM) January 7, 2023

「2022年4月の人道的停戦の後に起きた出来事と、フーシ派による義務の履行の拒否によって、フーシ派の侵略や包囲が確固たるものになった。義務とは、県と県を結ぶ道路の開放、タイズの包囲の解除、ホデイダ港の石油収入を給与支払いに充てることなどだ」と同氏は連続ツイートした。

アル・エリヤニ氏は「フーシ派は2022年10月に人道的停戦を妨害し、停戦拡大と安定化努力を妨げた」と付け加えた。

「フーシ派はまた、和平の呼びかけを台無しにし、軍事パレードを行い、悪意に満ちた言葉とテロ活動をエスカレートさせ、地域や国際社会の平和と安全を脅かした」と同氏は述べた。

「フーシ派は膠着状態を利用して、国民に対する抑圧的な政策を拡大し、金銭や資産を没収し、従業員に対する行動規範を課し、女性の移動を制限し、企業や個人に対し違法な取り立てを行い、国民の負担を倍増させた」と同氏は述べた。

「フーシ派は犯罪や違反行為をエスカレートさせ、メディア関係者やジャーナリスト、ソーシャルメディア・プラットフォームの有名人を拉致・迫害した。民衆蜂起を求める声が高まった後、サーダやアル・マウィートの反対者を殺害すると脅した」とアル・エリヤニ氏は付け加えた。

同氏はこう付け加えた。「これらの呼びかけは、フーシ派の行動によって国民の怒りが高まっていることを反映している。フーシ派が全てにおいて失敗し不正を働いていることがはっきりした。支持者は少なく、状況悪化の責任は取らず、国家的プロジェクトもない。イランにコントロールされている代理組織にすぎないからだ」