- ARAB NEWS
- 19 Apr 2024
Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
エジプトの裁判所、カイロ大学職員へのニカブ着用禁止を支持
Short Url:
28 Jan 2020 01:01:27 GMT9
28 Jan 2020 01:01:27 GMT9
Share
- ニカブの禁止はしばしば宗教的自由をめぐる激しい論争の火種となる
- 2013年のムルシ元大統領に対するクーデターから2年後の2015年に、カイロ大学の前学長がニカブ着用を禁止した。
カイロ： エジプトの最高裁判所が、カイロ大学の女性職員に対するニカブとして知られるイスラム教徒の顔のベールの着用禁止を支持する判決を下した、と月曜日アーメド・マーラン弁護士が話した。
先週、最高行政裁判所が下した決定は、学生と教師の対話を妨げるという理由でニカブを禁止した2016年の下級裁判所の判決に対する控訴を棄却した。
目以外の顔全体を覆うニカブの禁止は、しばしば宗教的自由をめぐる激しい論争の火種となってきた。
「判決は最終的なものであり、上訴の対象ではありません」と、2016年の判決に対する異議申し立てで女性80人を代表したマーラン弁護士は話した。
エジプトでは、ムスリム女性のほとんどが、ヒジャブという顔を出して髪だけを覆うスカーフを着用する。ニカブは超保守的な家庭の女性が主に着用する。
2013年のイスラム主義者ムハンマド・ムルシ元大統領に対するクーデターが起きた2年後の2015年に、カイロ大学の前学長がニカブを禁止した。
マーラン弁護士は、当時の「政治的理由」のためにその禁止が発令された、と述べ、
「しかし、実際に効力を持つことはなかった。今になって適用されるとは思わない」と付け加えた。
カイロ大学はエジプトで最も古い高等教育機関の1つだ。
現地メディアによれば、モハメド・オスマン・エルコシィット学長は、大学は司法の裁決を尊重すると述べたが、禁止が施行されるかどうかについては明らかにしなかった。
AFP
Share
最新
特に人気
