• また、シェイク・ムハンマドは弟をドバイの首長とともに副大統領に昇進させる

アラブニュース

ドバイ：UAE大統領シェイク・ムハンマド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン氏が木曜日に長男のシェイク・ハーリド氏をUAEの首都アブダビの皇太子に指名した。

アブダビ首長シェイク・ムハンマド氏はさらに、新皇太子の弟のシェイク・マンスール・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン氏を、ドバイ首長シェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏と並ぶUAEの副大統領に任命した。大統領は同じく弟のシェイク・タフヌーン・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン氏とシェイク・ハッザ・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン氏をアブダビの副首長に指名した。

新皇太子のシェイク・ハーリド氏（41歳）はすでにアブダビ執行評議会の委員であり、アブダビ執行事務局の事務局長でもある。氏は首長国の最近の大規模開発プロジェクトの多くの監督をしている。

シェイク・ハーリド氏はUAEゲノム学評議会、アブダビ国営石油会社の執行委員会、先端技術研究評議会などの複数の委員会の議長を努めている。氏は既婚者で、息子が1人と娘が2人いる。

新たな任命は今月行われたアブダビの2つの最大の政府系ファンドのトップの再編に続くものだ。UAE国家安全保障局顧問でもあり実業界を広く支配しているシェイク・タフヌーン氏は、アブダビ投資庁の長官に指名された。シェイク・ムハンマド・ビン・ザイード氏も、マンチェスター・シティ・フットボール・クラブのオーナーであるシェイク・マンスール氏に代わって、アブダビで2番目に大きな政府系ファンドであるムバダラの会長になった。

UAEの初代大統領であり1971年の建国の原動力となったシェイク・ザイード・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏は、建国当初から2004年に死去するまで統治をした。初代大統領は長男のシェイク・ハリーファを後継者に任命し、シェイク・ハリーファが2022年5月になくなるとシェイク・ムハンマドがその後を継いだ。