


リヤド:2023年4月29日、サウジアラビア国民20人と外国人1866人を乗せた船舶がジェッダに到着した。これは、サウジアラビアが避難ミッションを開始して以降、最大規模となるスーダンからの避難支援活動となった。
サウジ外務省は、今回の避難活動でミッションの開始以来、同国に避難した人の数が、オーストラリア、ドイツ、英国、オランダ、ルワンダ、エジプトなどの外国人4738人、自国民139人を含む4879人となったと発表した。
4月29日にスーダンから避難した人の中には国連スタッフも含まれていた。
サウジ外務省は声明で「サウジアラビアは、外国人の自国への出発を容易にするため、必要なすべてのニーズを提供することに努めている」と述べた。
スーダンでは停戦延長が合意されたにも関わらず、それは守られることなく、双方の軍のトップは非難の応酬を繰り広げ、激しい戦闘が発生している。スーダン保健省の統計によると、戦闘でこれまで500人以上が死亡、4000人が負傷したという。