• 商務省は人々が望むものを確実に入手できるようDanubeと密に取り組んでいる、と同社共同創設者は言う

ラシッド・ハッサン

リヤド：ハイパーマーケットチェーンであるDanube Onlineの共同創設者兼マネージングディレクターのマジェド・M・アル=タハン氏によると、サウジアラビア商務省は商品の不足や必需品の価格上昇が起こらないよう日常的に在庫をチェックし、価格を監視している。

「商務省と電気通信省は当社を全面的に支援してくれており、人々が望むものを入手できるよう必要な支援を与えようと共に密に取り組んでくれています」と、アル=タハンはアラブニュースとの独占インタビューで述べた。

氏は付け加えた:「Danube Onlineでは、毎日業務の規模を調整し、パッキングを最適化し、ルートを最適化し、多数の配達業者と契約することで需要に対応しています。他のすべてのプラットフォームでも需要が非常に高いことがわかります。人々はオンラインプラットフォームを通じてすべての買い物をしようとしており、全業者が可能な限りニーズを満たそうとしています」と、氏は述べた。

顧客がオンラインプラットフォームに迅速に適応しており、その反応が励みになった、と氏は述べた。オンラインプラットフォームや配送機関は午後3時の外出禁止措置の時間から免除されるため、政府当局はそれらを通じて自宅から注文するよう人々に求めていた。

状況に対処するためのスタッフの準備について、アル=タハンは「我々は継続的にスタッフを訓練し、規模を拡大しています」と述べた。

「我々は商務省を通じて人材派遣グループからの支援を受けています」と、氏は語った。

Danubeは、パンデミックによって引き起こされた現在の不安を鑑み、サウジ中の様々な地域で食品その他製品の選定・梱包についてスタッフを訓練していた。

「我々は非常にトリッキーなビジネスを行おうとしています。質の高いサービスで規模拡大を図るとともに、安全ガイドラインを満たそうと努めています」と、アル=タハンは述べた。

「オンラインショッピングの過程は完全にデジタルです。私たちは配達時の現金集金をやめました。チラシや宣伝資料の印刷もすべて停止し、紙の請求書を電子請求書に変えました。これらすべての措置は、できるだけ早く適応するために業務負担の緩和を試みるものです。我々には時間がありませんが、基準に従わねばならないからです」と、氏は述べた。

アル=タハンは、ハイパーマーケットチェーンは非常に高い需要に対応していると言う。「Danube OnlineとDanubeアプリでは、約10日間で一日の平均売上高が200%以上増加し、平均注文額は2020年2月の数字と比較して50%増加しています」

アル=タハンによると、アプリのインストール数は2月に比べて400%近く増加したという。「トレンドの面で、またDanube Onlineの製品カテゴリー全体の売上（前述と同様の時期を使用）で見てきたものとしては、ボディケアが461%と伸びが圧倒的に大きく、ティッシュとペーパータオルが160%増加、日々の生活必需品が208%増加、缶詰めが270%増加しています」と氏は述べた。「果物や野菜などの通常の食品は50%以上、乳製品は80%以上、清掃・洗浄製品は120%以上増加しています」

氏は、人々は買いだめや買い占めには走っていないと言う。「消費者行動を見ると、人々は通常通りの買い物をしており、小売業者や当局による保証を信頼しているように見えます」と氏は述べた。

輸入品を含め、在庫は完全に備わっている。氏は商品在庫の豊富さについて、人々が聖なる月ラマダーンに向けて行う通常の準備を理由に挙げる。

「今は聖なる月ラマダーンの先駆けであるイスラム月のシャバーンですから在庫は十分にあるため、心配する必要がないのです」

消費者の需要に応じて供給の安定性を確保するため、価格と在庫は当局によって定期的に監視されている、と氏は語る。「商務省は価格の急騰や商品不足が起こらないよう、日常的に在庫をチェックし、価格を監視しています」

アル=タハンは、店は外出禁止時間となる午後3時前は通常のオフラインショッピングがあるため、午後3時以降にオンラインの配達を開始していると述べた。

すべての小売業者が顧客に必需品を提供することにコミットしている、と氏は述べ、さらに、同社は小売業界の競合企業としてではなく、顧客にサービスを提供するためのビジネスパートナーとして取り組んでいると付け加えた。

「我々は緊密に話し合い、取り組んでいます。我々のWhatsAppグループがあり、ビデオ会議を行い、これを克服するための課題を共有しています。これはすべて、人々に最高のサービスを提供するためです」