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私たちは世界をきれいにするとサウジアラビアの若者たちが語る

90カ国から1500名以上の競技者たちがドバイの「ファースト・グローバルチャレンジ2019」に参加し、廃棄物や汚染物を取り除いて海をきれいにするロボット製作を競っている。(シャッターストック)
90カ国から1500名以上の競技者たちがドバイの「ファースト・グローバルチャレンジ2019」に参加し、廃棄物や汚染物を取り除いて海をきれいにするロボット製作を競っている。(シャッターストック)
27 Oct 2019 06:10:11 GMT9
  • ドバイの「ファースト・グローバルチャレンジ2019」に参加する190カ国1500名以上の競技者たちに加わるサウジアラビア人
  • 課題は世界の海から廃棄物や汚染物質を取り除いてきれいにするロボットの製作

ドバイ:主要な国際ロボット競技会に参加するサウジアラビアの若者たちのチームが、土曜日に、汚染のない世界を作るために自分たちの役割を果たすことを誓った。

「私たちは、サウジアラビアだけでなく人類全体の期待を背負っています」とチームリーダーのメイスン・フマイダンさんはアラブニュースに語った。

190カ国から1500名以上の競技者たちが、ドバイの「ファースト・グローバルチャレンジ2019」に参加し、廃棄物や汚染物を取り除いて海をきれいにするロボット製作を競い合っている。

サウジアラビアチームはこのコンテストに「腰を据えて」取り組んでいるとフマイダンさんは述べ、チームメンバーたちを「科学と知識の若き愛好家たち」と説明した。彼らの夢は、「人類が直面する問題や課題の解決策をみつけるべく、サウジアラビアの若い人々に科学、テクノロジー、数学の分野に進んでもらえるようモチベーションを与えることだと語った。

チームメンバーのスラファ・アル・シェフリさん(14歳)は、ロボット工学上の課題が、テクノロジー、サステナビリティー、環境保護についての彼女の知識を広げてくれたと述べた。ファデル・ユネスさん(15歳)は、現代テクノロジーが世界の最も危急な問題の多くを解決する可能性を秘めていると語った。

チームの野心は、テクノロジー分野に若い人々を巻き込み、生活のすべての領域にテクノロジーを適用しようとのサウジアラビア王国の試みが大きな進歩を遂げていることを示している。

同国は最近、カスタマーサービスを向上させるべく教育省にAIとロボット工学応用を導入していると述べた。2年前には、「スマートシティー」NEOM(ネオム)の象徴であるロボット「ソフィア」に、サウジアラビアの市民権を与えている。

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