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サウジアラビアとアメリカのエネルギー担当大臣がリヤドで会談

サウジアラビアのエネルギー相アブドゥル・アジズ・ビン・サルマン王子、左、米国エネルギー省リック・ペリー長官。(SPA)
サウジアラビアのエネルギー相アブドゥル・アジズ・ビン・サルマン王子、左、米国エネルギー省リック・ペリー長官。(SPA)
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29 Oct 2019 01:10:28 GMT9
29 Oct 2019 01:10:28 GMT9
  • サウジアラビアのアブドルアジズ王子が、世界に原油を安定供給すると固く約束

リヤド:サウジアラビアのエネルギー相を務めるアブドルアジズ・ビン・サルマン王子は、10月28日リヤドで米国エネルギー省リック・ペリー長官と会談した。2人は、エネルギー開発・気候変動問題・先端技術開発への投資など、両国関係を強化する施策について議論した。

原油相場の現状に話が及ぶと、アブドルアジズ王子はサウジアラビアが世界に対し原油を安定的に供給し、相場の安定に寄与することを固く約束した。さらに議題にのぼったのは、OPEC加盟国と非加盟国の役割だ。両者が協力して生産量を調整し原油市場を安定させる必要がある。市場が安定すれば、生産者と消費者の利益が保護され、世界経済の成長を促し、投資を促進させることが可能となる。

さらに、アラビア湾岸にある石油施設と航行の自由に対する脅威に対し、懸念を共有した。双方は、世界にエネルギーを安定供給するため協力するとの強い決意を表明した。アラビア湾沿岸地域の石油施設に対する脅威は死活問題であり、いかなる場合でも全世界各国の利益を脅かすものであることをあらためて強調した。

SPA

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