ジェッダ:サウジアラビアの国家統一調達会社(NUPCO)は、同国保健セクターの総合的な物流・保管拠点として、完全に自動化した新倉庫をキングアブドラ・エコノミックシティに開設した。
新倉庫開設は、先駆的な民間企業とのパートナーシップ契約の下、保健セクターを支援し、スマートサプライチェーンおよび高品質の物流サービスの提供を目指すNUPCOの取り組みの一部である。
新倉庫はサウジアラビアで最大級の規模を誇り、その面積は30万平方メートルに及ぶ。最新のテクノロジーと高度な物流サービスにより、完全に自動化されている。
NUPCOのファハド・ビン・ムハンマド・アル=シェベル最高経営責任者(CEO)は、新倉庫は、公衆衛生用施設のためのNUPCOと民間企業の戦略的パートナーシップを、理想的な形で具体化したものだと語った。
新倉庫により、最先端の医療サービスが実現し、サウジ国民の健康向上につながることが見込まれている。
アル=シェベルCEOはまた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行が始まってから、保健関連施設への支援強化のため、NUPCOは記録的な速さで新倉庫の設置を実現した、とも強調している。
SPA