• アブドルアズィーズ・ビン・トルキ・アル＝ファイサル皇太子 は、スポーツ産業が2016年の24億サウジアラビア・リヤルから2019年の65億サウジアラビア ・リアルへと、地元のGDPの成長に貢献したと話した
• サウジアラビアは、国交のない国であってもスポーツ競技大会に参加するすべてのスポーツ選手を歓迎すると話していると、オリンピック委員会の副会長が述べた

アラブニュース

リヤド—- 『フランクリー・スピーキング』の最新のエピソードに関する広範囲にわたるインタビューで、サウジアラビアのスポーツ相、アブドルアズィーズ・ビン・トルキ・アル＝ファイサル皇太子殿下は、アラブニュースのフランク・ケイン記者に対し、王国をスポーツ大国および国際スポーツ競技会開催国にする課題と機会について話した。 

アブドルアズィーズ・ビン・トルキ・アル＝ファイサル皇太子殿下はまた、スポーツ産業が女性の参画と同国のGDPへの貢献によって、サウジアラビア社会に肯定的で影響力のある貢献を果たすと強調した。 

皇太子殿下は、欧米のメディアが繰り返し非難している「見せかけのスポーツ気運の高まり」が間違いであると証明するためにできることは何かという質問に答え、国際スポーツ競技の開催は2030ビジョンの広範囲にわたる戦略のひとつであり、サウジアラビアの利益に何よりもまず貢献することを意図したものであると説明した。 

彼は「どのように言っても構いませんが、これ（ビジョン2030）は既に始まって、進行中の戦略であり、王国内の社会生活に変化をもたらしています」とインタビューで話した。 

「私たちは最初の観光ビザが2018年のフォーミュラEのイベントで生まれたのを目の当たりにしました。それが観光ビザになりました。」 

皇太子殿下によればビジョン2030の構成要素であるスポーツの経済効果は、「2016年のGDPで24億サウジアラビア・リヤルの貢献があり、今や2019年のGDPで65億サウジアラビア ・リアルになっています」と話した。 

また、運動競技気運の高まりに関して、アブドルアズィーズ皇太子殿下は、「スポーツ省と連邦が現在進めているすべてのプログラムは、つまり、多様性とインクルージョンなのです」と述べた。

「彼女たちは選手や家族からも支援を受けています。事態は変化しており、よい方向に変わっています。私たちは、正しい方向に変わるよう、尽力しなくてはいけません。」

アブドルアズィーズ皇太子殿下はスポーツと政治を切り離すことも強調した。皇太子殿下は、王国が2022年W杯カタール大会の参加資格を得た場合の参加の是非を問われ、「我が国の代表チームはカタールに行き、また、カタールの代表チームもここに来ます。私たちの功績を傷つける問題にはならないからです」と答えた。

オリンピック委員会副会長のファハド・ビン・アブドゥラズィーズ皇太子がアラブニュースのヌール・ヌガリ編集長補佐に対し、2030年アジア大会開催の計画と取り組みについて別にリヤドで話し、サウジアラビアの同大臣の発言を繰り返した。

ファハド皇太子は、国交のない国の選手も歓迎するかどうかを質問され、「我が国は既に多くの国際大会とアジア大会を開催しており、国交のない国の参加者もいます。私たちはスポーツの話をしているのであり、どの大会でもスポーツに関わる人々がサウジアラビアに来ることを歓迎します」と話した。