• 保健相は186人の新たな感染者、211人の回復者、2人の死亡者を報告

ハラ・タシュカンディ

リヤド： 内務省が日曜、学校の中間休暇を理由に予測されていたコロナウィルス感染症（COVID-19）感染者の増加が、実際に起こったことを認めた。

同省は市民に対し、パンデミックが始まってから発令されてきた健康・安全上の手続きを引き続き守る必要があると、改めて訴えた。

日曜に行われた省庁共同記者会見で、内務省広報官のタラル・アルシャルフブ中佐は、過去数日間において王国全土でCOVID-19の新規感染者がやや増加したことをサウジ当局が発表したと述べた。

「これは、ウィルスの拡散と闘うために実施されている適切な手続きの順守における、コミュニティの数少ない一部のメンバーによる緩みが原因になっている。また、学校の中間休暇の間に、政府が課している制限以上の人数で集会に参加し続けているのも一因である」と、同中佐は話した。

50人を超える集会は非公式に行うことができないが、12月中旬から1月中旬にかけて84,000人以上の違反者が記録されている。

「必要な手続きを守っていない集会や、拡散と闘うため当局が実施した健康・安全上の規則を守っていない集会を避けることは、全員にとっての利益である」と、同中佐は付け加えた。

そして人々に対し、パンデミックはまだ続いているため、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの実践、および大勢での集会の回避を続ける必要があると強調した。

「警察や治安当局がこれからも健康・安全上の手続きの順守をフォローアップし、違反者を記録するということを、繰り返し言いたい。マスクの着用拒否や、住宅地区、レクリエーションセンター、小さな村を含む王国内のあらゆる場所で大人数の集会を開催し続けたり、それに参加し続けたりすることなどは、違反に当たる」と、同中佐は付け加えた。

保健相は日曜、サウジアラビアで新たに186人のCOVID-19感染者を記録し、感染者の総数は366,371人に増加した。

保健相の広報官ムハンマド・アルアブドゥ・アルアライ博士は、先週確認された感染者数は、その前の週と比較して29%増加しており、2つの学期の間の冬休み中に社会活動が増えたことが原因の可能性があると発表した。重症患者数が4%増加したことも発表された。

「手続きを守れば、再び確実に数を減らし、安定化させられる」と、同博士は述べた。

治療中の感染者数は2,080人と報告され、重症患者数は331人と伝えられた。

同省は新たに211人の回復者も報告し、回復者の総数は357,939人になった。王国の回復率は97.6%の堅調な数字を維持している。
過去24時間の間に王国内で2人の死亡者が報告され、パンデミックが始まって以来の死亡者の総数は6,352人となった。