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サウディア航空、5月17日の運航再開に向けて準備を進める

サウジアラビアを代表する航空会社は、5月17日の運行再開に向けて準備を進めている。(サウジ国営通信)
サウジアラビアを代表する航空会社は、5月17日の運行再開に向けて準備を進めている。(サウジ国営通信)
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12 Apr 2021 01:04:28 GMT9
12 Apr 2021 01:04:28 GMT9
  • サウディア航空は、安全衛生対策で世界の航空会社トップ10にランクインし、1月にはAPEX Health Safety社から最高ランクの認定を受けた。

ディーマ・アル・フデール

ジッダ:サウジアラビア王国を代表する航空会社であるサウディア航空は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行下でも安全な旅行を再開したいというサウジアラビア人の要望に応え、来月の渡航禁止令の解除に向けて完全な運航再開の準備を進めている。

サウジアラビアのサレハ・アルジャセル運輸大臣は、サウディア航空の取締役会の議長を務め、5月17日の国際線再開に向けた準備について話し合った。

同日をもって、サウジアラビア国民の陸路、空路、海路での国際旅行の停止が解除される。

大臣は、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えて国内線を安全に継続するための同社の努力に感謝の意を表した。

サウディア航空は、安全衛生対策で世界の航空会社のトップ10にランクインし、1月にはAPEX Health Safety社から最高ランクの認証を受けた。

サウジアラビア人は、海外旅行の再開により前向きになっている。

イスマイル・アヨブ氏(30歳)は、機会があればすぐにでも旅行するつもりで、安全基準の高いドバイを第一候補に挙げているという。「安全性もさることながら、ドバイやその周辺の地域に親しい人がいるので、彼らと再会するチャンスでもあります」とアヨブ氏はアラブニュースに語った。

「また、ドバイはサウジアラビアに近いため、非常に便利です」とも語っている。

アヨブ氏は、新型コロナウイルス感染症対策の厳しい安全ガイドラインに沿った観光サービスを提供している国に旅行するつもりだという。「規制が緩く混雑している国は避けたいですね。安全を確保しながら旅行を楽しみたいのです」

サウジアラビア人は、海外旅行の再開により前向きになっている。(サウジ国営通信)

ソフトウェアエンジニアのアリア・アル・サダト氏(27歳)は、旅行の再開を喜ぶ一方で、世界的な感染者数が減るまでは海外への渡航は延期したいと語った。

「サウジアラビア王国はとても安全だと感じています。ジッダとリヤドの間を移動するだけでも満足ですし、アルーラを散策するのもいいですね」とアル・サダットさんはアラブニュースに語っている。

また、今回の渡航制限はサウジアラビア王国を探索する良い機会だと強調した。

「多くの人は知らないと思いますが、サウジアラビアには素晴らしい観光地があります。今年はアブハーやタイフ、そしてもちろんウムルジなどの場所を探索してみたいと思いました」と付け加えた。

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