• アル=ドーサリーの決勝点でグリーンファルコンズが逆転勝利を収めて3ポイントを獲得
• ウズベキスタン代表は火曜日にホームでパレスチナ代表を迎えて立て直しを図る

アラブニュース、ウズベキスタン・タシケント

木曜日に行われたアジア予選Dグループの試合で、サウジアラビア代表が2度のビハインドから追い付き、ウズベキスタン代表を3-2で破った。

グリーンファルコンズにとっては重要な勝利となり、過去にアジアカップを三度制したこのチームがグループDのトップに立った。

初戦で敗北した後に連続勝利を収めていたウズベキスタン代表は、白星と黒星が同数となった。

ウズベキスタン代表は試合開始直後から強力なプレッシャーをかけた。16分後、イクロムジョン・アリバエフがサウジアラビア代表のディフェンダーであるヤーセル・アル＝シャハラーニーのバックパス失敗を誘い、エルドル・ショムロドフがボールをインターセプトして、ムハンマド・アル=オワイスが守るゴールに突き刺した。

これまで1勝2分のサウジアラビア代表は、早々の失点にもめげず、同点弾を求めてホームチームを押し返した。

その6分後、ルスタムヨン・アシュルマトフが、突破しようとするフェラス・タリク・アル=ブリカンをボックス内で倒し、主審の佐藤隆治がペナルティスポットを指差した。サウジアラビア主将のサルマーン・アル＝ファラジュはそれを軽々とゴール。

後半10分には、アル＝シャハラーニーがエリア内で不運なハンドを犯してウズベキスタン代表がペナルティキックを獲得。シュクロフがペナルティスポットから完璧なシュートを決めた。

サウジアラビア代表のエルベ・ルナール監督はその後、62分と72分にアブドゥルアジーズ・アル=ビーシーとナウワーフ・アル=アービドをピッチに送り出し、蘇ったグリーンファルコンズの攻撃陣は身を投げ出すようにゴールへと迫った。

ウズベキスタン代表の守備陣は85分についに綻びが生じ、アル＝ドーサリーからのクロスをファルーフ・サイフィエフが処理に失敗。アル=ファラジュがこぼれたボールをボレーで押し込み2-2の同点とした。

プレッシャーに押されるヴァディム・アブラモフ監督のチームは90分手前に再び崩される。アル＝ドーサリーがウズベキスタン代表のディフェンダー陣を抜き、エルドルベク・スユノフの頭上を通すループシュートで逆転勝利を決定づけた。

ウズベキスタン代表は火曜日にホームでパレスチナを迎えて立て直しを図る。