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サウジ保健省:40歳から50歳の人を対象とした2回目の接種を2週間後に開始

サウジアラビアの13の州の587のワクチンセンターでこれまでに1,740万回を超えるワクチンが接種されている。(AP)
サウジアラビアの13の州の587のワクチンセンターでこれまでに1,740万回を超えるワクチンが接種されている。(AP)
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29 Jun 2021 08:06:12 GMT9
29 Jun 2021 08:06:12 GMT9
  • サウジ当局が、12歳から18歳の子供を対象としたファイザー社・バイオンテック社製ワクチンを承認

ラシッド・ハッサン

リヤド: 40歳から50歳までの人を対象にしたコロナウイルスワクチンの2回目の接種が、2週間後に開始されると、サウジアラビア保健省が発表した。

50歳以上の人は現在、2回目の接種を受けているという。

サウジアラビア食品医薬品局は日曜日、12歳から18歳の年齢層に対するファイザー社・バイオンテック社製のワクチン使用を承認したが、同省の Tawakkalnaアプリでの予約が可能になったことを受け、月曜日には最初の子どもたちがワクチンセンターに向かった。

この動きは、国内のワクチン展開を拡大し、集団免疫を促進するための取り組みの一環である。

サウジアラビアでは月曜日に1,318人の新型コロナウイルス感染者を記録し、これまでに確認された感染者の総数は484,539人となった。

11,204人がアクティブケースで、1,438人が重症となっている。

新規感染者が最も多かったのはメッカ州の345人で、東部州が302人、リヤド州が247人、アシール州が161人となっている。その他の地域では感染者は100人を下回っており、北部国境州で7人、ジャウフ州ではわずか5人だった。

さらに1,290人が新型コロナウイルス感染症からの回復し、合計で465,546人となった。さらに14人が亡くなり、死亡者の数は7,789人となった。

13の州の587のワクチンセンターでこれまでに1,740万回を超えるワクチンが接種されており、現在、人口の50%が少なくとも1回の接種を済ませている。

パンデミックに対応して保健省が設置した特別健康クリニックは、何千人もの住民の検査と治療を続けている。Takkad(確認)センターとTetamman(安心)クリニックは、病気の広がりを監視し、感染の疑いのある人や確定した患者を支援する上で重要な役割を果たしている。

Takkadセンターでは、無症状もしくは軽症の人、または感染者と接触したと思われる人を対象にCOVID-19の検査を行っている。Tetammanクリニックでは、発熱、味覚や嗅覚の喪失、呼吸困難などの重度の症状がある人に対して、治療やアドバイスを行っている。

保健省や他の関係機関は、感染症の蔓延を遅らせるためのコミュニティの取り組みの一環として、引き続きソーシャルディスタンスを保ち、健康と安全に関するすべての手順に従うことの重要性を強調している。

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