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サウジアラビアがシリアに化学兵器監視機関に従うことを要求

サウジアラビアはシリア当局に対し、化学兵器の監視機関と協力し、シリアの化学兵器の使用に関するあらゆる決定事項を履行するように促した。(AFP)
サウジアラビアはシリア当局に対し、化学兵器の監視機関と協力し、シリアの化学兵器の使用に関するあらゆる決定事項を履行するように促した。(AFP)
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03 Dec 2021 09:12:57 GMT9
03 Dec 2021 09:12:57 GMT9

アラブニュース

ロンドン:サウジアラビアはシリア当局に対し、化学兵器の監視機関と協力し、シリアの化学兵器の使用に関するあらゆる決定事項を履行するように促した。

この課題に関するサウジアラビアの立場について言及を繰り返したのは、化学兵器禁止機関サウジアラビア常任代表のジヤド・アル・アッティヤ氏である。

アル・アッティヤ氏は「化学兵器や有害化学物質の武器としての使用は、いかなる人でも、いかなる状況下でも、いかなる場所でも非難されるべきで、条約の規定や国際社会の法的規則、基準に完全に反している」と述べた。

このコメントは、オランダのハーグで開かれている化学兵器禁止条約第26回締約国会議の中で出された。

また、アル・アッティヤ氏は、サウジアラビアが化学兵器禁止条約に規定された義務を履行することの重要性を強調し、条約の目的を信頼して、大量破壊兵器を禁止し、その拡散を防ぐための協力を強化するという一貫した方針に基づいて行動すべきだと述べた。

そして、サウジアラビアとして中東からあらゆる大量破壊兵器をなくせるよう努めたいとし、それは世界の平和と安全を高める動きだと指摘した。

アル・アッティヤ氏はこの目的のためのフェルナンド・アリアス化学兵器禁止機関事務局長の尽力に謝辞を述べ、サウジアラビアはアリアス氏の2期目の再任を支持すると付け加えた。

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