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サウジの支援組織が国連会議で教育の取り組みについて議論

ハナ・サレム博士はサウジアラビアの教育支援の取り組みを強調した。(SPA)
ハナ・サレム博士はサウジアラビアの教育支援の取り組みを強調した。(SPA)
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04 Dec 2021 05:12:52 GMT9
04 Dec 2021 05:12:52 GMT9
  • 会議では、危機のときに教育の質を改善し、知識を広め、経験を交換し、改革を進めることの重要性が取り上げられた。

リヤド:サルマン国王人道支援・救済センター(KSrelief)は先日、オンライン会議「誰一人取り残さない:質の高い教育と情報へのアクセス促進に革新を活かす」に出席した。

この会議は、毎年恒例のプログラム「今すぐ革新を進め、明日を生きよう」の枠組みの一部である。国際電気通信連合と国際連合教育科学文化機関が主催するアラブ諸国の地域デジタルインクルージョン週間の一環でもある。

2日間の会議には、UNESCOの地域事務所と関係当局から講演者が出席した。

会議期間中、KSreliefの代表としてコミュニティサポート部門のディレクターであるハナ・サレム博士が登壇し、サウジアラビアの教育支援の取り組みを強調した。14カ国以上で89の教育プロジェクトを提起し、予算は2億ドル近くにのぼったと語った。

サレム博士はコロナウイルス感染症のパンデミックの間に行った教育プロジェクトに言及し、同センターが地元や国際機関と緊密に連携して人々のニーズに応え、教育機会を確保するために適切で持続可能な解決策を模索していることを示した。

また、同センターは教育プロジェクト改革の支援に意欲的であると語った。

国際電気通信連合のイニシアチブ責任者であるアレックス・ウォン氏はギガ・イニシアチブについて語った。あらゆる学校をインターネットに接続し、すべての子どもたちが教育を受けられるようにすることを目的とした取り組みだという。

会議では、危機のときに教育の質を改善し、知識を広め、経験を交換し、改革を進めることの重要性が取り上げられた。特に新型コロナウイルス感染症のパンデミックで明るみに出た課題と、それが教育に与える影響をふまえて議論が行われた。

また、教育分野における人工知能システムの活用、知的財産権、不可欠なデジタル教育に対応するために教育専門家を育成することの重要性についても触れた。

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