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KSrelief、トラック154台分の支援食糧をイエメンに送付

今回の輸送隊の荷物には、イエメンの15州で配布される食料品30,399籠分(3.252トン)も含まれている。(KSrelief)
今回の輸送隊の荷物には、イエメンの15州で配布される食料品30,399籠分(3.252トン)も含まれている。(KSrelief)
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07 Dec 2021 08:12:45 GMT9
07 Dec 2021 08:12:45 GMT9
  • KSreliefは多くの人道支援パートナーと協力し、イエメン支援のプロジェクト計644件を実施した

アラブニュース

リヤド:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)の統括責任者を務めるアブドゥラー・アル・ラビア博士は、月曜日、サウジアラビアからの支援トラック154台の出発を開始した。 

今回の輸送隊の荷物には、イエメンの15州で配布される食料品30,399籠分(3.252トン)も含まれている。

KSreliefは、今回の食糧支援を皮切りに、「イエメン食糧安全保障支援プロジェクト」を2022年まで継続する予定だ。

アル・ラビア博士はサウジ国営通信(SPA)に伝えたコメントの中で、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下の政府は、現在、人道的危機に陥っているイエメン国民を継続的に支援し、支えるよう取り組んでおり、今回の輸送は、その取り組みの延長線上にあると述べた。

アル・ラビア博士の追加説明によると、KSreliefは、支援を必要としているイエメン全土の人々に公平で包括的な支援を行っており、同センターが月曜日に送り出した輸送隊は、こうした支援の一環である。すべての支援はただ人道的必要を満たすためのものであり、ほかに動機は一切ないという。

また今回の154台は、総費用2,997万8,000ドルをかけ、19万2,000籠を超える食料品(20.540トン)を運ぶトラック輸送隊計973台の第一陣であるとも博士は補足した。今回の大規模な食糧支援プロジェクトの目的は、イエメン全土で危機的状況に陥っている家族たちの苦しみを軽減することにある。

アル・ラビア博士はさらに、今回の援助はイエメン人の食糧安全保障と生活の質の向上に役立つだろうと述べ、新型コロナウイルス感染症のパンデミックで上乗せされた課題を踏まえ、今回の援助は特に重要であると付け加えた。

KSreliefはすべての援助を確実に支援対象者に届けるよう邁進していること、支援食料はイエメンのHigh Relief Committee(高等救援委員会)との連携の下、国連組織と地元パートナーを通じて配布されることを博士は強調した。

KSreliefは、多数の人道的パートナーと連携し、イエメンに対する人道的支援の主要部門を網羅する形で計644件のプロジェクトを実施してきた。

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