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サウジの労働政策で6万5千人に恩恵

イニシアチブは民間部門の外国人労働者を対象としており、労使双方の権利を保護するためのものだ。(AN/資料写真)
イニシアチブは民間部門の外国人労働者を対象としており、労使双方の権利を保護するためのものだ。(AN/資料写真)
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18 Mar 2022 07:03:49 GMT9
18 Mar 2022 07:03:49 GMT9

アラブニュース

リヤド:昨年3月、サウジアラビアの人材・社会発展省は「契約関係改善」(Improving Contractual Relationship)イニシアチブを立ち上げた。王国内の労働環境の魅力を高め、労働者のスキルを向上させ、労働市場の効率アップをはかる狙いがある。

イニシアチブは民間部門の外国人労働者を対象としており、労使双方の権利を保護するためのものだ。立ち上げからの1年間で、6万5000人以上の外国人労働者がこの改革の恩恵を受けた。国籍は10か国に及び、93%を男性が占めている。

機能的な移動サービスのおかげで65%の労働者の給与が増えた。また、あらゆる業種の3万社以上がイニシアチブの恩恵を受けており、特に住宅・非住宅建築物の改修や一般住宅建設、ビルメンテナンス、設備オーナー、物流ドライバー、飲食店などに顕著な影響が見られる。

イニシアチブには、従業員に関連した主要な3項目における改革が盛り込まれている。すなわち、機能的な移動サービス、退職・復帰の手順および実務、最終的な退職の手続きの3点である。

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