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サウジの医者らが、心臓発作を起こしたイラン人ハッジ関係者の命を救う

レファティアニ氏は、まずアジャド病院に搬送され、その後、緊急事案として、KAMCに移送された。(保健省)
レファティアニ氏は、まずアジャド病院に搬送され、その後、緊急事案として、KAMCに移送された。(保健省)
レファティアニ氏は、まずアジャド病院に搬送され、その後、緊急事案として、KAMCに移送された。(保健省)
レファティアニ氏は、まずアジャド病院に搬送され、その後、緊急事案として、KAMCに移送された。(保健省)
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11 Jul 2022 03:07:31 GMT9
11 Jul 2022 03:07:31 GMT9
  • 60歳のイラン人巡礼者は、ハッジ中に深刻な心臓発作に見舞われた。
  • この巡礼者には、キング・アブドゥラー・メディカル・シティで2度の救命処置が行われた。

アラブニュース

ミナ:メッカのキング・アブドゥラー・メディカル・シティ(KAMC)の医療スタッフは10日、ハッジの儀式を行っていた時に心臓発作に見舞われた、さらにもう1人の巡礼者の命を救ったと、保健省が発表した。

この巡礼者は、今年のイランのハッジ代表団に同行していたイラン医療団の団長を務めるモハンマド・レザ・ゴラムレザ・レファティアニ氏と確認されたと、国営サウジ通信が伝えた声明の中で、保健省は述べた。

モハマンド・レザ・ゴラムレザ・レファティアニ氏のケースは、記録的な速さで処置が行われた。(保健省)

60歳のレファティアニ氏は、胸の痛みを訴えて、まずアジャド病院に搬送された。その後、同氏は緊急事案として、KAMCに移送された。

「医師らは最初のカテーテル治療を行って、左冠動脈後部を開き、これを広げ、ステントを入れた。レファティアニ氏の痛みが続いていることに医師らが気づくと、同氏は、冠動脈用の映像技術のはっじ最新の先端技術を使いながら左冠動脈前部を広げ、彼が患っていた狭窄を取り除き、ステントを入れる、2回目のカテーテル手術を受けた」と、声明は述べた。

このケースを担当した心臓専門の顧問医師のモハメド・アル・アテーン氏は、巡礼者のために導入されている救急システムについて、重篤な心臓発作の症状が現れた後に患者を迅速に病院に搬送することを可能にしているとして、その有効性を指摘した。

レファティアニ氏のケースは記録的な速さで処置が行われ、これが、このイラン人巡礼者の命を救うことに繋がったと、アル・アテーン医師は述べた。

10日時点で、メッカ、アラファト、ムズダリファ、ミナ、ジャマラート、タイフにある政府の病院・保健センターのネットワークは、9万3229人以上の巡礼者に医療サービスを提供している。

このケースを担当した心臓専門の顧問医師のモハメド・アル・アテーン氏は、巡礼者のために導入されている救急システムの有効性を指摘した。(保健省)

提供されたサービスの中で最も顕著なものとしては、10件の心臓手術、187件の心臓カテーテル、379件の透析治療、10件の腹腔鏡手術、250件以上のその他の手術などがあった。また、サービスは、同省のバーチャルヘルス病院によって、遠隔で2200人以上の巡礼者に提供された。

レファティアニ氏は、今年のハッジで、激しい胸の痛みに襲われた後、KAMCで緊急の心臓カテーテル治療を受けて成功した最新の巡礼者となった。

7月2日には、KAMCの心臓専門医らは、激しい胸の痛みを訴えたフサイン・カスミ・ジャルムラジー氏の治療に成功した。イラン中部のイスファハン出身のこの患者は、治療後にハッジの儀式を継続することができた。

KAMCの医師たちは、7月8日に心臓発作に見舞われたドイツ人巡礼者と54歳のシリア人巡礼者の命も救った。

7月7日、保健省は、KAMCの医療チームが、激しい動悸と血圧の急低下で心停止に至った珍しい深刻な事例で、30代のナイジェリア人巡礼者の命を救ったことを確認した。彼は心臓が止まった後に救急チームによって蘇生され、緊急で病気を治療するために、手術が行われた。彼もハッジを続行して完遂することができた。

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