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トルコ地震を受け、サウジ王家が物資空輸を指示

トルコのアダナの倒壊した建物で捜索活動にあたる救助隊(2023年2月7日)。(AP)
トルコのアダナの倒壊した建物で捜索活動にあたる救助隊(2023年2月7日)。(AP)
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08 Feb 2023 02:02:26 GMT9
08 Feb 2023 02:02:26 GMT9

アラブニュース

  • 「シリアとトルコの壊滅的な地震の被災者を支援しようというサウジ指導層の熱意の表れ」=KSrelief責任者

リヤド:サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン王子は7日、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)に対し、シリアとトルコの被災者に支援物資を届けるよう指示した。

6日未明、マグニチュード7.8の地震がトルコと隣国のシリアを襲い、多くの共同住宅を含む数千の建物が倒壊した。病院も破壊され、数万人が怪我をしたり家を失った。

両国の被災の影響を軽減するため、サウジは空輸によって医療支援や救護施設、食料を届けるほか、物流支援も行う。

国王と王子は、KSreliefのサレム・プラットフォームを通じた慈善事業の立ち上げも指示した。

 KSreliefの統括責任者であるアブドッラー・アル・ラビーア博士は「シリアとトルコの壊滅的な地震の被災者を支援しようというサウジ指導層の熱意により、支援が提供される」と述べている。

救助活動を支援するために様々な食料・救護施設・医療支援も提供されるという。

 凍えるような気候の中、救助にあたる人々は大きな地震で倒壊した建物の残骸を捜索しているが、7日には多くの捜索チームや支援物資が両国に到着した。死者数は6200人を超え、今後も増えると予想されている。

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