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The Heart of Them:首長国初の長編アニメ映画

『The Heart of Them』は首長国初の長編アニメ映画。(供給写真)
『The Heart of Them』は首長国初の長編アニメ映画。(供給写真)
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28 May 2020 10:05:34 GMT9
28 May 2020 10:05:34 GMT9

アミン・アッバス、ドバイ

『The Heart of Them』は、受賞歴もある首長国の映像作家モハマド・アーメド・フィクリーが監督・制作する、首長国初の長編アニメ映画だ。

フィクリーは『Girl & It』(2013年)と『The Heat of Them』で最もよく知られている。また、彼の作るアニメ映画はそのほとんどが、オリジナル曲の作曲を含むワンマンショーであることでも有名だ。

この首長国の映像作家はアラブニュース・ジャパンに対し、次に公開される新たな長編映画の製作が開始されたのは、『Girl & It』公開直後の2013年9月だったと語った。

『The Heart of Them』は2人の姉妹の物語である。姉妹は「最後に生き残った人類で、祖先が引き起こした世界の破壊を元に戻すために、ストーカーと呼ばれる巨人たちの残虐な行為から守られている最後の聖域に向かう長く困難な旅をしている」

フィクリーはこの映画によって、人類によるテクノロジーの誤用、および彼らが互いの存在と陸や海の動物などその他の生き物を傷つける様子を描いたと話した。

「短編アニメ映画になる予定でしたが、いくつかのドラフト版や絵コンテを仕上げたところ、ストーリー的に不十分でした。そのため、適切な背景や新たな登場人物によるバックストーリーで物語を拡大する必要がありました。意図していたことではありませんが、私はこの作品を長編アニメ映画に変えました。この作品はその当時も、今でも、首長国のアニメータによる首長国初の長編アニメ映画です」

「2015年から2016年にかけて、D.C.ダグラス(『バイオハザード5』のアルバート・ウェスカー役)、ガイ・スィーヒ(『サイレントヒル2』のジェームス・サンダーランド役)、アダム・ハリントン(『The Wolf Among Us』のビッグビー役)などの素晴らしいキャストがセリフを録音しました。ミエラ・アルミッドファやアマル・アルアグロビ、そして初めて声優に挑戦した女優アイシャ・モハメッドのような素敵な首長国のキャストにも、それぞれの役を演じてもらいました」と、彼は付け加えた。

フィクリーは次に、アニメ製作工程に移った。その段階で彼は「適切なアートスタイル」を見つけようとしていたため、多少時間がかかったと言う。

「非常に多くの試行錯誤を繰り返した後、2018年に完璧なスタイルを見つけました。その時から実際にアニメーションの製作が始まりました」と、彼は付け加えた。

フィクリーはこの映画がいつリリースされるか決まっていないと言うが、彼の現在の計画では、今年11月までにこのアニメ映画の最低でも90%が完成している予定だ。

https://youtu.be/wvga9PzT2pw

「現在は世界中でパンデミックが続いており、2021年~2022年の映画祭に『The Heart of Them』を出品したいかどうかも分かりません」と、彼は付け加えた。

フィクリーは自分の映画作りの旅について、2006年にクリストファー・ノーラン脚本・監督の映画『プレステージ』を見に行った時から始まったと言う。

「クレジットが流れた時、この映画は私を驚かせ、映像作家/映画監督になりたいと思わせました。最初はクリストファー・ノーランが誰であるのか知りませんでしたが、『バットマン ビギンズ』も監督したことを友だちが教えてくれました」と、彼は説明した。

彼は2008年にその後編の『ダークナイト』も見たと言う。「何回この映画を見に行ったか思い出せませんが、おそらく7回か8回は見ました」と、フィクリーは話した。「その時から、ノーランの作品のファンになりました」

フィクリーはアラブニュース・ジャパンに対し最新作のアニメ映画『Girl & It』について、自分が次の王にふさわしいことを証明するため神話上の野獣を求めて遠く狩りに出かけた王の息子が、野獣と一緒に暮らす1人の少女に出会う物語と話した。

「映画をより面白く、陳腐にならないようにすることは難しかったけれども、なんとかそれを達成することができました。結果には誇りを持っていますが、締切りのせいで15分カットしたことについては今でも複雑な気持ちでいます」と、彼は説明した。「この映画は2013年のドバイ国際映画祭と2014年のアブダビ映画祭で賞を獲得しました」

日本のアニメから受けたインスピレーションについて、フィクリーは次のように述べた。「一番好きなアニメ映画は『パーフェクトブルー』『パプリカ』『アキラ』『もののけ姫』です。お気に入りのアニメシリーズは『ガングレイヴ』です。実際に成長過程で慣れ親しんだのはアニメではなく、主にディズニーやドリームワークス、カートゥーン・ネットワーク、ニッケルオデオンなどの西洋のアニメーションでした」

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