
東京:日本の三菱自動車は木曜日、2017年に米国で起きた自動車事故をめぐり、米国の裁判所から10億1000万ドルの損害賠償を支払うよう命じられたと発表した。
原告は、夫のフランシス・アマガス氏の1992年型三菱3000GTのシートベルトに欠陥があり、ペンシルベニア州での事故で重傷を負ったとしている。
米メディアの報道によると、アマガス氏は追い越し時に車のコントロールを失い、車が横転した際にシートベルトが彼を適切に守ることができなかった。
そのため、彼の頭部は車の屋根に激突し、首の骨が折れ、下半身不随になったという。
フィラデルフィアの裁判所は5月6日、三菱自動車に9億7600万ドルと3300万ドルの遅延損害金の支払いを命じた。
これは陪審員による先の判決を裏付けるものである。
「我々は上記の判決を受け入れず、MMNA(北米三菱自動車)は高等裁判所に上訴する予定である」
「我々は適用される法律と安全基準を遵守した車両を提供し続ける」
2022年、米ジョージア州で2014年に発生し、2人の死者を出した事故をめぐり、米陪審団はフォードに17億ドル(約1800億円)の損害賠償を命じた。
AFP