
東京:5月の日本のサウジアラビア産原油輸入量は3,044万バレルで、総輸入量の40.8%を占めた。
5月の日本の原油輸入量は7,461万バレルで、そのうちアラブ諸国のシェアは90.9%(6,781万バレル)だったと、経済産業省資源エネルギー庁が発表した。
アラブ諸国が日本のエネルギー安全保障において戦略的に重要な役割を果たしていることは、日本の原油輸入に占めるその大きな貢献度から明らかだ。主な貢献国は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、スーダン、および中立地帯の5カ国だ。
アラブ首長国連邦は3,042万バレルを供給し、総輸入量の40.8%を占めた。クウェートとカタールが続き、それぞれ423万バレル(5.7%)と196万バレル(2.6%)を供給した。サウジアラビアとクウェートの間のニュートラルゾーンは、小規模な供給源として、日本の総輸入量の0.6%を供給した。
日本の地政学的判断は、引き続き石油輸入に影響を与えている。イランとロシアからの石油輸入禁止措置が継続する中、5月の残りの石油輸入は、アメリカ合衆国(7.9%)、中南米(0.7%)、東南アジア(0.4%)、オセアニア(0.2%)から調達された。