
アラブニュース
ロンドン:アイスクリームの販売が伸び、サウジア デリー アンド フードスタッフ(Sadafco)の第2四半期の歳入が増大した。サウジアラビアでフードプロセッサーが市場専有率を維持したことが一因だ。
同社の証券取引報告によれば、昨年比で第2四半期の純利益が7.9%アップし、1,870万ドル(7,020万サウジアラビア・リヤル)に増大したという。
世界的にみて食品企業は今年悲喜こもごもの業績となっている。ロックダウンの影響で多くの食品が売り上げを伸ばした一方、顧客需要を満たす上での物流の問題が足を引っ張った。
Sadafcoによると、アイスクリームと消費者向け牛乳の売り上げが第2四半期に2%伸び、一方でトマトペーストの販売は15%飛躍した。その売上総利益は昨年の33% とほぼ同じ結果となっている。
「この四半期および今年度の当社の業績は昨年度以上に伸び続けている」と同社は10月20日(火)に声明を出した。
しかしSadafcoは、サウジアラビアの付加価値税(VAT)が3倍となったことにより、各家庭の消費に大きな影響が出ていると言う。
Sadafcoは新たなアイスクリーム工場を建設し、さらにホライゾン フード ファクトリーの買収を計画しており、サウジアラビアにおける操業拡大をはかっている。
同社は現在のところジッダに2工場、ダンマンに1工場操業している。