ロイター、カイロ

• アメリカのエネルギー企業がエジプト企業ドルフィナス・ホールディングスと提携し、石油製品を製造へ

エジプトは土曜日、東地中海ガス会社のパイプラインを通じて大量に供給するためのテキサスに拠点を置くノーブル・エナジーとの4億3000万ドルの取引を含む、数百万ドル規模のエネルギー投資協定に署名したと発表した。

米国国際開発金融公社からも資金提供を受けることになるノーブルとの別の合意の下では、同エネルギー企業は、エジプト企業ドルフィナス・ホールディングスと提携し、石油製品を製造する。

内閣は、カイロ東部の砂漠に設置が計画されている新しい行政上の首都が置かれる予定の場所で開かれたアフリカ投資フォーラムの終わりに、計画の詳しい内容を明らかにした。

アムステルダムに拠点を置くレケラも、西バクルの風力発電所の建設作業開始を発表した。同発電所は250メガワットの発電能力を有することとなり、合計で3億5000万ドルの投資が必要になる。

レケラのCEOクリス・アントノプロスは、シーメンス・ガメサがスエズ湾に西バクル発電所を建設する予定だと語り、内閣の発表によると、推定で550人の雇用を創出することになる。

エジプトは、エジプト送電公社の電力網を改善するための2億100万ドル相当の欧州復興開発銀行（EBRD）との合意に署名し、同金融機関はスエズ石油処理会社の新たなアスファルト生産部門に5000万ドル規模の資金提供も行う予定だ。

EBRDは、政府のニュー・アーバン・コミュニティーズ・オーソリティー（NUCA）の債券の証券化で5億エジプトポンド（3113万ドル）を発行するサルワ・キャピタル・ホールディングおよび国有のミスル銀行との更なる協定に署名した。

51%を軍の技術当局が所有し、49%を住宅省が所有するNUCAは、まだ名前が決定していないエジプトの新首都の開発を行っている。

国際イスラム貿易金融公社とアフリカ輸出入銀行も、エジプトの他のアフリカの国々やムスリム諸国との貿易を増加させるための5億ドルのローンのうちの最初の1億ドル分を利用可能にした。