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日本政府、25兆4,500億円の赤字国債発行

4月からの来年度一般会計予算は、総額で約102兆6,600億円と過去最大となり、前年度(2019年度)当初予算の101兆4,571億円から約1.2兆円膨らむ。(AFP/file)
4月からの来年度一般会計予算は、総額で約102兆6,600億円と過去最大となり、前年度(2019年度)当初予算の101兆4,571億円から約1.2兆円膨らむ。(AFP/file)
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19 Dec 2019 02:12:40 GMT9
19 Dec 2019 02:12:40 GMT9

東京

日本政府は、来年度(2020年度)予算案で約25兆4,500億円の赤字国債を発行する計画だ。水曜日に時事通信が取材した。

情報筋によると、4月からの来年度一般会計予算は、総額で約102兆6,600億円と過去最大となり、前年度(2019年度)当初予算の101兆4,571億円から約1.2兆円膨らむ。

予算の増加は、社会保障費や防衛費の増加が原因とみられる。

予算案では、高齢化に伴う医療費の増加により、最大の歳出項目である社会保障費が前年度当初予算から約1兆7,300億円増え約35兆8,600億円となる。

10月の消費増税(8%から10%)に伴い導入された幼児教育・保育の無償化も社会保障費の押し上げ要因となる。

情報筋によると、予算案では、消費増税後の景気減速を防ぐために別枠で「臨時・特別の措置」として約1兆7,800億円を計上し、キャッシュレス購入のポイント還元プログラムに充てるという。

歳入面では、借換債を除く新規国債発行額は約32兆5,600億円と10年連続で減少する見通しである。これには、7兆1,100億円の建設国債が含まれている。

税収は約63兆円5,100億円に増加する見通しである。情報筋によると、この金額と新規国債発行額の合計では歳出を賄いきれないため、政府は約6兆5,900億円の税外収入を充てることも計画している。

2019年度は、税収の見通しを当初の62兆4,950億円から60兆1,800億円に見直している。

時事通信社

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