
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのエネルギー大臣、アブドルアジーズ・ビン・サルマン王子は、同国が現在、他のOPECプラス加盟国と日量50万バレルの増産を協議しているとする最近の報道を否定した。
サウジ通信社によると、同相は、OPECプラスが会議に先立ち、いかなる決定も議論しないことは周知の事実だと付け加えた。
アブドルアジーズ王子は、日量200万バレルの減産というOPECプラスの決定は、2023年末まで継続されると述べた。
アブドルアジーズ王子は「需要と供給のバランスを取り戻すために、さらなる減産措置を講じる必要があれば、いつでも介入する用意がある」と述べている。
一方、UAEのスハイル・ムハンマド・アル・マズルーイ・エネルギー・インフラ相も、UAEが「2023年末まで有効な前回の合意を変更するために他のOPECプラス加盟国と何らかの議論を行っている」ことを否定した。
「UAEは石油市場の均衡を図るというOPECプラスの目標に引き続きコミットしており、その目標を達成するためのいかなる決定も支持する」と同相は述べている。