
リヤド:サウジアラビアは空路・海路ネットワークランキング両方で急上昇。世界への接続性急増を反映したものとなった。
サウジの空路の接続性は2019年の27位から13位へと急上昇し、現在では世界中の131地点へ接続していることが、国際航空運送協会が発行した最新の指数によって示された。
この順位は、サウジ内閣が民間機セクター戦略の展開を承認してからわずか2年以内に達成された。同戦略において、サウジは空路の接続性を世界250地点に拡大し、2030年までに3.3億人の輸送を目指している。
また、2020年代終わりまでに航空貨物容量を450万トンに倍増させて、世界的なロジスティクスのハブとして機能させることも予定している。
また、国連による2023年第2四半期の海路接続性ランキングにおいてもサウジアラビアは上昇し、16位になったことを、マワニとして知られるサウジ港湾局が報告した。
国連貿易開発会議(UNCTAD)定期航空機運送接続指数によると、サウジアラビアは今四半期、187カ国中76.16ポイントを獲得した。
報告書によると、サウジにある97港は、サウジアラビアと世界約348港を繋げているという。
輸送ロジスティクスサービス大臣のサレ・アル・ジャセール氏は、このような前進が可能になったのは、輸送・ロジスティクスシステムと港湾セクターのサポートによるものだと述べた。
また、世界の海運地図でサウジアラビアの地位を固めることにも寄与したと、マワニの局長でもあるアル・ジャセール氏は言った。
サウジアラビアの航空交通は、2023年初めの4ヶ月間、サウジ旅行・観光セクターの相当な成長に勢い付けられて強力に立ち直ったことが、5月に発行された民間航空総局による報告書によって示された。
報告書によると、2023年の初めの4ヶ月間において、サウジの航空交通は、前年の同時期と比べて旅客者数が42%増加し3580万人に到達したとのこと。
また、サウジアラビアの空港では、パンデミック以前の水準と比較して、2023年中の航空交通量は著しく増加しており、2019年の同時期と比較して6.2%のペースで成長している。
また、国際民間航空機関の安全性監査報告書によると、航空安全分野でサウジアラビアはG20参加国中7位に位置し、100点中94.4点を獲得したとのこと。
航空業界のさらなる発展のため、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下は今年初め、パブリック・インベストメント・ファンドが所有する新しい航空会社リヤドエアーを設立した。
また、サウジアラビアは、アハサー国際空港を発展・拡大させ、利用者数を250%増加させて年間100万人に到達させるプロジェクトを立ち上げたことにより、国内の航空機戦略に沿ったマイルストーンをさらに一つ達成した。