
東京:元オールブラックスのフライハーフ、リッチー・モウンガが、週末に行われたクボタ・スピアーズ戦を18-13で制し、ブレイブ・ルプス・トーキョーを日本ラグビーリーグ1部2連覇に導いた。試合後、彼は骨折した手でプレーしていたことを明かした。
31歳のプレーメーカーは、準決勝の神戸スティーラーズ戦で負傷し、週を通して練習に参加できなかったが、日曜日の試合でトライを決め、8得点を挙げ、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。
「神戸戦で手を骨折した」とモウンガは説明し、カンタベリー・クルセイダーズ時代には7連覇を達成したスーパーラグビーのタイトルに、2つ目の日本タイトルを加えた。
「この手を骨折したのは3度目だ。プレー不可能ではないことは分かっていた。本当にプレーしたかったし、特別な瞬間に参加したかった」
「大きな安堵感があります。チームと私たちの努力に本当に誇りを感じる。この大会を再び制したのは本当に特別なことです」
2016年にモウンガにクルセイダーズデビューをさせたブレイブ・ルプス監督のトッド・ブラックアダーは、フライハーフがプレーできるかどうか不安だったと述べた。
「リッチーの手は良くなかったが、彼の強さが示された」と元オールブラックスのロックは語った。
「彼は現れて素晴らしいプレーをした。彼は非常に献身的で、本当に素晴らしい選手だ」
東京の国立競技場で5万9人の観客の前で行われた決勝戦後、モウンガはリーグ最多タックルを記録したブレイブ・ルプスのキャプテン、マイケル・ライトに敬意を表した。
「彼がこのクラブのためにしていること、彼の人間性、そして彼が代表する価値観にただただ感服している」と、36歳の元日本代表キャプテンについて語った。
「このクラブに来る多くの外国人選手を代表して言えることだけど、彼は私たちをとてもよく面倒見てくれる。まるで兄のような存在だ」
「彼が成功を収め、キャプテンとしてこのチームを率いる姿を見られることは、彼のような人物についていくことに誇りを感じる」
ロイター