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オリンピックリハーサルで東京親善大会に集まった体操選手たち

11月8日東京での体操親善トーナメントである「友情と絆の大会」開催中、選手たちは競い合う。同大会はコロナウイルスパンデミックで延期された東京2020大会以来、日本の首都での初の主要な国際スポーツイベントである。(AFP)
11月8日東京での体操親善トーナメントである「友情と絆の大会」開催中、選手たちは競い合う。同大会はコロナウイルスパンデミックで延期された東京2020大会以来、日本の首都での初の主要な国際スポーツイベントである。(AFP)
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08 Nov 2020 06:11:33 GMT9
08 Nov 2020 06:11:33 GMT9

東京:4カ国からの体操選手は日曜、親善大会のため東京に集まった。延期された2020年オリンピックをコロナウイルス時代でも安全に日本で開催できる証明に役立てるためである。

オリンピック金メダル3個の日本の内村航平選手、2019年世界チャンピオンのロシアのニキータ・ナゴルニ選手など、日本、アメリカ、中国、ロシアからの体操選手30名は、COVID-19パンデミックのため3月に延期したオリンピック大会以来初めて東京オリンピック開催地で国際イベントに参加した。

一回限りの親善イベントは、東京に選手を11,000名以上招くオリンピック期間中、国際選手を安全に日本に移動して競技させるための重要な実験だと見なされている。

いくつかの国際試合は最近何種類かのスポーツで開催されたが、まだその数は少ないままだ。

組織委員会は、「私の経歴の中で最悪のストレスだ」と委員の一人が認めたように、この取り組みがオリンピック組織委員会により密接に監視されていることを敏感に意識している。先週、内村選手がコロナウイルス検査結果で擬陽性だと判明したものにかかった時、同委員会には緊張が走った。

後の追加検査で同選手はパスし、土曜日のオンラインのニュース会見でよい経験だったと語った。

「普通じゃないことをいかに普通にできるのか?」と同選手は語った。「これは良い経験で、オリンピックには実に大事なことと感じている。」

体操選手は毎日コロナウィルス検査を行い、ホテル会場間しか移動できず、1964年の東京オリンピック用に丹下健三が設計した体育館到着時に手を消毒する。また入場者は誰もが消毒ミストを噴霧される。

土曜の練習中、コーチたちはマスクを着用し、審判は透明アクリル樹脂の背後に座り、体操選手はチョークを持参した。

観客は2,000名まで観戦予定だ。日本はファン数千人のスタジアムイベント開催に成功したが、今回は海外選手の参加が重要だ。

「これは日本にとってこの種のことを安全に行えることを国際オリンピック委員会に売り込む良い機会だ」と、早稲田大学でスポーツマーケティングを研究する松岡宏高教授は語った。

日本は他の大国の多くよりはCOVID-19の大打撃をあまり受けていないが、東京は土曜に新規症例294件を記録した。これまで2,000名未満の死者しかいない。

ロイター

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