

シャムス・エル・ムトワリ
ドバイ:日本貿易振興機構(JETRO)とドバイのコンセプトストアb8taによるコラボレーションの一環として、オーガニックタオルや一連の磁器製タンブラーなど、日本発のユニークな商品を同ストアで購入することができる。
タオルはフェイスタオルとバスタオルの2種類で、オーガニックコットンが100%使用されているため、長持ちするのと同時に、吸水性にも優れている。
販売員によれば、この製品は敏感肌の人に適しており、悩みを抱える顧客の肌を守るという。
磁器製タンブラーは、有田焼の美しさと日本の肥前地方の歴史を映す5種類のデザインがある。
デザインは、カナダの陶芸家ジェレミー・パレジュリアン氏と、有田の食器専門会社「幸楽窯」が共同で担当した。
それぞれのデザインは、日本の歴史的な肥前の模様に対する彼女の解釈を表しており、タンブラーにはそれぞれの模様に関する情報が印刷されている。
有田タンブラーは、前面には枝に咲く赤い花のイラストが描かれ、背面には1616年に日本で磁器の生産が始まり、やがて最大の輸出国となったことが説明されている。
「もともと伊万里市の港から出荷されていた有田の磁器は、伊万里焼として知られるようになり」、空白と自然からイメージした模様がバランスよく配置された有名な絵付け技法を使ってデザインされていることが書かれている。
このコレクションの次の作品である波佐見タンブラーは、幾何学的な線と円で構成される白と青のデザインが用いられている。これらの装飾的な要素の中に、400年前に始まり、丈夫で長持ちすると言われるこの器の歴史について学ぶことができる。
三川内タンブラーは同系色を使って作られており、底の部分の前面には唐子ちゃんの姿が絵付けされている。
伊万里タンブラーは、白、青、金の色要素で装飾されており、背面には吹き出し文字が連なっている。
唐津タンブラーは他のものとは異なり、ニュートラルな色調のミニマルなデザインで、正面には花や木のようなデザインが描かれ、その横には唐津焼が食器の中でも最古の種類である事実を説明する文字が記されている。
タンブラーは同ストアにて1個92UAEディルハム(2,879.24円)で購入できる。