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日本の月探査機「SLIM」、予想外に月面の「夜」を生き延びる

2024年2月1日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開した資料写真。小型月着陸実証機(SLIM)が夕暮れ前に航法カメラで撮影した最後の月の光景。(AFP)
2024年2月1日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開した資料写真。小型月着陸実証機(SLIM)が夕暮れ前に航法カメラで撮影した最後の月の光景。(AFP)
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26 Feb 2024 03:02:32 GMT9
26 Feb 2024 03:02:32 GMT9

東京:2月26日、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は月着陸船「SLIM」が、歴史的な月面への「ピンポイント着陸」成功から1ヶ月以上経ち、凍てつくような月の「夜」を予想外に越して、地球との通信を再開したと発表した。

小型月着陸実証機(SLIM)は先月月面に着陸し、日本は月面に探査機を送り込んだ5番目の国となった。米国を拠点とするイントゥイティブ・マシンズ社の「オデッセウス」が先週これに続き、各国と企業が資源と人類の居住可能性を求めて月探査競争を繰り広げている。

SLIMは月の赤道の真南にある目標地点から55メートル(180フィート)以内に着陸した直後、転倒して太陽電池パネルの角度に不具合が生じたために電力不足に陥った。

太陽電池パネルは、太陽光の方向が変わったおかげで、1週間以上後に電力を回復した。JAXAは以前、探査機は月の「夜」を越すようには設計されていないと発表していた。

ロイター

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