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来月15日にも核燃料搬入=柏崎原発、規制委に申請―東電

規制委の承認が得られれば、敷地内のプールで保管していた872体を原子炉内に搬入する。(AFP)
規制委の承認が得られれば、敷地内のプールで保管していた872体を原子炉内に搬入する。(AFP)
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28 Mar 2024 05:03:42 GMT9
28 Mar 2024 05:03:42 GMT9

東京電力は28日、停止中の柏崎刈羽原発7号機(新潟県)について、早ければ4月15日にも原子炉に核燃料を搬入する計画を原子力規制委員会に申請した。再稼働には地元自治体の同意も必要となるため、具体的な時期は見通せないままだ。

規制委の承認が得られれば、敷地内のプールで保管していた872体を原子炉内に搬入する。東電によると、同原発の稲垣武之所長は記者会見で「燃料装荷(搬入)自体は、施設の健全性確認を進めるステップの一つだ。再稼働に向けて地元同意が必要なこととは矛盾しない」と述べた。

柏崎刈羽原発は6、7号機が2017年、再稼働に必要な規制委の審査に合格したが、18年以降にテロ対策関連の不祥事が相次ぎ発覚し、規制委から事実上の運転禁止命令を受けた。規制委は昨年12月、追加検査で改善が確認されたと判断し、命令を解除した。 

資源エネルギー庁の村瀬佳史長官らは21日、新潟県などを訪問し、再稼働に向けて理解を求めた。花角英世知事は能登半島地震を踏まえ「県民に不安感が広がっている」と指摘し、「政府の避難の取り組みを材料に、再稼働の議論をしたい」と述べるにとどめている。

時事通信

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