
三笠宮妃百合子さまは4日、101歳の誕生日を迎えられた。明治以降の皇族では、夫の三笠宮さま(2016年10月に100歳で逝去)を超えて最高齢。3月から入院中で、「お変わりなく落ち着かれているが、極めてご高齢のため注意深く対応している」(宮内庁の黒田武一郎次長)という。
百合子さまは軽い脳梗塞と誤嚥(ごえん)性肺炎のため、3月3日に聖路加国際病院(東京都中央区)に入院した。同庁によると、声を掛けるとうなずくなど意思疎通はできる状態で、車いすに座るなどのリハビリを続けているが、食事や水を飲むことはできないという。
百合子さまは1941年に三笠宮さまと結婚して皇室に入り、3男2女をもうけた。長男寛仁さま、次男桂宮さま、三男高円宮さまは亡くなっている。
時事通信