

東京:都知事に立候補している田母神俊雄氏は土曜日、外国人が多いことで知られる東京・六本木で街頭演説を行い、外国人に対して「厳しく」する考えを明らかにした。
元航空幕僚長の田母神氏は国家主義的な意見で知られている。日本は第二次大戦における侵略国ではない、自ら核兵器を開発すべきだ等と主張したことから、2008年に幕僚長を解任された。
「都民に優しく、外国人に厳しくて当然。外国人を優遇して使っている予算を都民にまわしたい」と75歳の田母神氏は語った。
田母神氏は「日本は『悪い』国だったから謝り続けなければならないと戦後の歴史教育は教えて来た。敗戦した日本ではGHQによって課された反日教育がまだ学校で行われている。左巻きに教科書を選ばせてはならない」と日本の教育の復活を求めた。
また「東京都民の幸せのために都民税の減税を実施する」と述べ、他の候補者と同様、若い有権者が直面する困難について声を上げた。「今、若い世代の可処分所得が低すぎて結婚ができない。結果として子供が生まれない。結婚したくてもできないというのが真実。会社の経営者に社員のアパートの家賃を補助するようお願いし、法人税も減額したい」
「政府には、昔のように旦那さんが働いたら、奥さんと子供3人くらい食べていけるような社会をつくって下さいと言いたい」
田母神氏の演説中、多くの支持者が応援し日の丸の旗を振っていた。